【高橋直樹「五代友厚」】欧米列強視点の明治維新が読める?幕末のイギリスに地下鉄があった?

2021年2月10日

こんにちは〜!

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

今日は、

幕末・明治の商才ある人を、

題材にした歴史小説

のレビューです!

高橋直樹さんの

「五代友厚」。

NHK朝ドラ「あさが来た」、

そして大河ドラマ「青天を衝け」で、

ディーン・フジオカさんが演じた事で有名な、

五代友厚の、

一生を描いた小説です。

五代友厚が幕末のイギリスで見た、

ビックリする様な先進的な物も、

描かれています!

五代友厚とは?

五代友厚は薩摩藩士。

NHKの朝のドラマ「あさが来た」で、

ディーン・フジオカさんが

演じてたことで知られてますね。

「あさが来た」の主人公のモデル、

広岡あさ子さんも「五代友厚」に

少しだけ出てきます。

維新前は薩摩藩の武器を、

グラバーなどの外国人から

調達する役目を持っていた人。

早い内にイギリスに洋行したり、

琉球と取引をしていた父の影響か、

外国に行くことが非常に多かった人です。

ただ、英語が喋れたわけではなく、

通訳は堀壮十郎にまかせていたようです。

維新後は新政府に仕えた後、

「これからは

大阪だ!」

と大阪に造幣局を作ったり、

五代友厚は、

今の大阪を作った人

とも言われているみたいです。

五代友厚が大阪に目を付けた理由は?

ちなみに、

「何で五代は大阪に

目を付けたの?」

と思った人もいると思いますが、

長州の軍学者大村益次郎

戊辰戦争の後、

これからは中四国

九州などで、

戦争が起こる可能性が高い」

と、予言めいたことを言ってて、

実際に熊本で

西南戦争

が起こります。

その時、

戦争のための物資が

集まる基地は大阪

になるということ。

五代はそれを見越していた。

物資が集まるという事は、

お金もたくさん動く。

五代はそこへ目を付けた

というわけですね。

倒幕までの流れを欧米列強を絡めた視点で見る事ができる?

この小説は、

五代の視点、つまりは、

欧米列強と日本との関係

から見ることができるんです。

むしろ、国内の大筋の話は、

他人ごとのように語られています。

個人的に面白かった所は、

薩摩と長州が

幕府よりも新しい武器を

買えているのは、

ただ早く知っただけ。

幕府のバックにはフランスがいるのだから、

もう少し鳥羽伏見の戦い

タイミングが遅ければ、

幕府に最新の銃や

大砲があったかもしれず、

そうなると薩長

勝ったかどうかは

わからない。

戦争というものは

武器が相手より優れていて、

指揮官がそれなりに

指揮できれば、

そこで決まるもの。

と色を変えた所が少し長くなりましたが、

これがこの本を読んで考え方が

変わった所です。

大政奉還の辺りで、

「できるだけ早い

タイミングで戦争に

持っていかないと、

幕府に武器の面で

追いつかれてしまう!」

と焦る五代が印象的。

欧米列強と絡めた視点で

日本の政局を見れた人って、

五代以外にはいなかったのでは?

維新後になってからは、

大阪の割とギリギリな商売

の話が多いです😅

近代的な商業を

日本で立ちいかせるには、

汚いやり方も必要だったという話。

維新後も面白かったんですが、

個人的には維新前の話が面白かったかなあ。

幕末の日本と欧米列強とは技術の格差があった?

この本の中で個人的に

衝撃的な事実があります。

五代が洋行した

幕末のイギリスで、

地下鉄が走ってた

当時のイギリスでも実験的だった様で、

蒸気機関車だから

駅でたびたび火災が起きていたみたいです。

でも、当時の日本には、

鉄道も全く走ってなかった。

300年間鎖国して眠り続けたツケは、

技術の格差という形で現れたんですね。

まとめ

  • 五代友厚は薩摩藩士。維新後は「今の大阪を作った人」と言われた
  • 西南戦争を見越して五代は大阪に目を付けてた
  • 倒幕までの流れを欧米列強と日本の目線で見る事ができる
  • イギリスでは幕末に地下鉄が走ってた。日本と欧米では技術の格差があった

それでは、この辺で失礼します!

最後まで読んでくれて

ありがとうございます!