【悲劇の主人公?】鸕野讚良皇女に追い詰められる大津皇子!黒岩重吾「天翔る白日 小説大津皇子」感想
こんにちは〜!
カワタツ( @TKkidd_mbht )です!
🤡「どーも!
デルピエロです!」
今日は、
古代史の悲劇の主人公
の小説のレビューです!
🤡「悲劇の主人公?
源義経や真田幸村みたいな?」
そんな感じだね。
黒岩重吾さんの、
「天翔る白日
小説大津皇子」
(あまかけるはくじつ小説おおつのみこ)
を紹介します!
🤡「大津皇子といえば、
遠山美都男さんの「壬申の乱」にも、
出てきたね。
「壬申の乱」を「天翔る白日」の、
前後どちらかで読むと、
理解が深まると思います!
文武両道で人気もあり、
次期天皇と噂された大津皇子が、
鸕野讚良皇女により、
悲劇の最期を遂げる事になった経緯は?
古代史が好きな人、
悲劇の主人公が好きな人は、
是非読んでみてください!
目次
大津皇子は有能で人気もある?
🤡「さて大津皇子って、
どんな人なの?」
壬申の乱を勝ち抜いた天武天皇の息子。
母親は天智天皇の娘・大田皇女だよ。
🤡「あれ?
天武天皇って、
天智天皇の弟じゃなかったっけ?
姪っ子と結婚したんだ」
天武天皇の皇后、
鸕野讚良皇女(うののさららのひめみこ、
持統天皇)も天智天皇の娘だしなあ😅
🤡「お兄さんの娘を、
2人も妻にするなんて!」
2人だけじゃなく、
もっといるんだけどなあ😅
脱線したけど、
大津皇子は天武天皇の息子であり、
天智天皇の孫でもあるんだ。
天智天皇に可愛がられ成長し、
政治に詳しく狩猟好きで武芸にも秀で、
度々官人たちを集めて酒宴を開いたため、
官人たちからの人気もあった。
🤡「パーフェクトな皇子じゃん?
じゃあ大津皇子が次の天皇になるの?」
それがそうもいかなかったのが、
大津皇子が「悲劇の主人公」と、
言われる所なんだ。
🤡「え…マジか…」
皇后・鸕野讚良皇女にとっては、
大津皇子が邪魔だったんだよね。
それを説明します。
大津皇子は悲劇の主人公?
🤡「大津皇子については、
だいたい分かった。
『天翔る白日 小説大津皇子』の、
あらすじを説明してよ」
時代は壬申の乱の後の679年から、
天武天皇が亡くなる686年までの話。
前述の通り、
大津皇子は実力も人気もあり、
「大津皇子が次の天皇になるのでは?」
と官人の話もあった。
🤡「まあ当然というか順当だよね」
ところが大津皇子が天皇になるという、
噂が立つのを良く思わない人がいた。
🤡「それが、
皇后・鸕野讚良皇女だってのか」
そう。
鸕野讚良皇女には、
草壁皇子という息子がいて、
草壁皇子を天皇にしたかった。
🤡「それは自分が実権を握るため?」
その通り。
草壁皇子は大津皇子より、
1歳年長だったけど、
草壁皇子が凡庸で病弱だったため、
有能な大津皇子が天皇になるのが、
天皇後継者になるのが、
最初は有力だと思われてたんだよね。
🤡「そうか。
皇后の立場になってみると、
自分の息子より有能で人気のある、
大津皇子がいる事自体、
厄介なんだな💡」
そう、天武天皇が死に近づくにつれ、
鸕野讚良皇女に、
追い込まれて行く大津皇子。
🤡「それで大津皇子は、
悲劇の最期を遂げるってわけか〜」
そうなんだ。
大津皇子の方が実力があるのに、
やるせなさを感じたよ。
まとめ
- 大津皇子は天武天皇の息子であり天智天皇の孫でもあった。政治に詳しく狩猟など武芸も好み、人気もあり「大津皇子が次の天皇になるのでは?」という噂もあった。
- しかし自分の子・草壁皇子を次の天皇にしたい皇后・鸕野讚良皇女により、大津皇子は悲劇の最後に追い込まれる。
感想
🤡「『天翔る白日 小説大津皇子』
を読んだら、
鸕野讚良皇女というか、
持統天皇の事、
嫌いになっちゃいそうだね💧」
それはある😅
ただ逆に、
「持統天皇は、
『天翔る白日 小説大津皇子』
に出てくる様な、ただの酷い人だったの?」
ていう疑問も出てきた。
🤡「ポジティブだな〜」
たまたま見つけたこの本を、
次は読んでみるのも良いかな〜?
と思ってます。
🤡「マジかよ」
それでは今日はこの辺で失礼します!
🤡「さようなら〜!」
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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