【島津はグダグダ?貧乏?】新名一仁『「不屈の両殿」島津義久・義弘』の感想

2021年9月4日

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こんにちは〜!

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

🤡「どーも!

デルピエロです!」

ねえ。

突然だけど、

戦国武将・大名の、

島津義久・義弘って、

それぞれどんなイメージがある?

🤡「ん?

う〜ん、何となくだけど、

義久はしっかりと家臣をまとめ上げ、

義弘は朝鮮での活躍とか、

関ヶ原の戦いでの敵中突破とか、

強くて大胆なイメージかな」

なるほど。

じゃあ島津家そのもののイメージは?

🤡「屈強な戦士達で、

物資も豊富なイメージかな」

ふむふむ。

残念ですが、

事実は多少違ってます。

🤡「え?

どこが?」

義久は家臣を、

全然まとめられてません。

🤡「え?」

さらに、

島津家は物資がありません。

というか貧乏です。

🤡「え〜?

イメージ崩れるわ〜」

今日は、そんな、

島津家の史実

を書いた本を紹介します!

「不屈の両殿」

島津義久・義弘

という本です!

🤡「お?

新名一仁先生の本か!」

🤡「新名一仁先生といえば、

『島津四兄弟の九州統一戦』

が面白かったよね!」

『島津四兄弟の九州統一戦』は、

九州での島津家の戦いを、

書いた本だったけど、

『不屈の両殿』は、

義久・義弘の島津相州家が、

本家を凌ぐ過程から、

九州での戦いを簡単に説明してあり、

さらに豊臣政権での、

島津家のグダグダっぷりや、

朝鮮出兵、庄内の乱、

関ヶ原の戦いなど、

義久・義弘両殿の、

一生を説明してあります。

🤡「一生!

スケールがでかいな!」

その分、

本のボリュームも多くて、

450ページあります!

🤡「分厚そう!」

僕も毎日一日中読んで、

10日位かかって、

ようやく読み終えました😅

🤡「時間がかかるね。

手を出すのに勇気が要るなあ」

でも島津が好きな人には、

オススメです!

この記事は多少、

本の内容をネタバレしてますが、

それでも本の内容の1/500位の、

基本的な事だけです。

この記事を読んで、

島津義久・義弘について、

詳しく知りたくなった人は、

この本「不屈の両殿」を、

読んでみてください!

「不屈の両殿」はどこからどこまでの島津家書いてある?

🤡「『不屈の両殿』、

どこからどこまでの島津義久・義弘を、

説明してあるの?」

まず島津義久・義弘の、

島津相州家が本家を凌駕して、

薩摩を統一し、

大隅・日向を統一し、

高城・耳川の合戦で、

大友家に勝利する。

🤡「その辺りは、

『島津四兄弟の九州統一戦』でも、

書かれていたね」

そのため、この辺り、

九州統一戦の辺りは、

『不屈の両殿』では、

簡単な説明になってます。

🤡「この辺りを読みたい人は、

『島津四兄弟の九州統一戦』

を読んでね!」

その後、

豊臣政権での島津家が説明してあり、

朝鮮出兵、

庄内の乱、

関ヶ原の戦い、

琉球出兵と続きます。

🤡「豊臣政権での、

島津家って、

よく知らないんだけど、

どうなの?」

石田三成や細川幽斎(藤孝)が、

島津領に内政干渉してくるんだけど、

元々グチャグチャな内政だったのに、

三成と幽斎が干渉してくる事で、

さらにグチャグチャになる。

大混乱するんだ😅

🤡「え?

そうなの?」

そして元々貧乏だった島津家は、

この混乱のせいで、

さらに貧乏になり、

秀吉に贈り物もロクにできない。

🤡「「島津は貧乏」って、

本当なんだ」

朝鮮出兵でも、

割り当てられた兵の数を準備できず、

自分達が乗る船さえも、

自前で準備できず、

「日本一之遅陣」

と秀吉に言われ、

義久・義弘の弟、

歳久が首を切られたりする。

🤡「なんてこったパンナコッタ」

まあ元々、

歳久が秀吉に逆らったり、

義久に家臣を抑える力がないのが、

混乱の原因なんだけどね😅

🤡「可愛そうだけど、

自業自得なのか。

そしてコレが、

島津はグダグダ

という所なんだね」

🤡「ところで庄内の乱って、

あまり聞いた事のない乱だね。

どんな乱なの?」

島津家臣から豊臣大名として独立した、

伊集院忠棟(いじゅういんただむね)

という人がいるんだけど、

関ヶ原の戦いの直前位に、

島津家当主の忠恒(ただつね)が、

忠棟をいきなり斬り殺すんだよね😅

🤡「え?

乱暴過ぎ‼️

そんな事して大丈夫?」

全然大丈夫じゃない😅

忠棟の息子・伊集院忠真(ただざね)が、

伊集院氏の居城・都城を中心とする、

庄内十二外城に籠城して、

島津家に反抗するんだ。

🤡「うわ!

戦争になっちゃうんだ!」

これに徳川家康や、

加藤清正など九州の大名も干渉し、

大きな乱・庄内の乱になる。

🤡「大変そうだ」

そして朝鮮出兵と、

関ヶ原の戦いの義弘の敵中突破については、

次の項で説明します!

義弘の朝鮮での鬼島津は?本当?

🤡「島津義弘って、

朝鮮出兵で、

鬼島津(おにしまづ)

と恐れられたんだよね?」

う〜ん、それなんだけど、

少し怪しいらしい。

🤡「え?

そうなの?」

正確には、

鬼石曼子(グイシーマンズ)

と呼ばれたらしいんだけど、

朝鮮での「鬼」は、

幽霊とかの意味を表すらしい。

🤡「幽霊島津?

意味が分からないな」

そう、意味が通らないから、

本当に義弘が朝鮮で、

「鬼島津」と恐れられていたかは、

怪しいらしい。

🤡「なるほど」

ただ、泗川(サチヨン)の戦いで、

島津義弘・忠恒父子が、

奮戦して大勝利を得たのは確かで、

島津家は朝鮮の陣では唯一、

加増されたそうです。

🤡「強いのは確かなんだね」

兵数も船も少なくて、

ここだけしかアピールポイントがなかった。

とも言われてるけど😅

🤡「やっぱり島津って、

貧乏なのか!」

関ヶ原の戦いでの義弘の「敵中突破」は?

🤡「島津義弘といえば、

関ヶ原の戦いでの的中突破

も有名だね」

敵の大軍の中を、

島津勢がすり抜けたっていう話だね。

でもアレは、

島津軍の兵の数が、

少なかったからできたんだよ。

🤡「少なかったの?」

300人位しかいなかったんだよ?

🤡「え?

天下分け目の戦に出陣するにしては、

少ないな」

しかも、

この当時の島津家当主は、

義弘の息子・忠恒(ただつね)

なんだけど、

なぜ忠恒でなく、

義弘が出陣したと思う?

🤡「そういえば、

この時の義弘って、

60過ぎたお爺さん👴だったんだよね。

なぜ若い忠恒でなく、

歳を取った義弘が出陣したのかな?」

その答えは、

石田三成に対する感情にあるんだけど、

忠恒と義久はアンチ三成、

義弘は三成が好きだったんだ。

🤡「え?

なぜ、同じ島津で、

そんなに三成への態度が、

分かれちゃうの?」

それについては、

石田三成の島津家への内政干渉が、

ポイントになってくるので、

「不屈の両殿」を読んでみてください!

🤡「すると義弘の兵が少なかったのも、

それに関連してくるわけ?」

そう。

伏見にいた義弘は、

伏見周辺で兵を集めて、

関ヶ原の戦いに参戦したんだけど、

国許にいたアンチ三成の、

義久・忠恒は、

義弘に兵を1人も送らなかったんだよね。

🤡「なるほど。

義久・忠恒は本当は、

三成じゃなくて家康側に、

付きたかったんだろうね」

そして義弘は、

伏見にいた自分の手勢と、

志願してきた兵を集めて、

1500人はなった。

🤡「それが激戦で減って、

300人程度になったわけか」

ただ、義久・忠恒が、

兵を送らなかったり、

「義弘が勝手に西軍に参加した」

と弁明する事で、

長宗我部盛親や立花宗茂の様な、

改易は免れたらしい。

🤡「領地を減らされただけで、

済んだわけか。

九死に一生を得たな」

と言っても結局、

義弘が西軍に着いたのに、

島津は領地を減らさずに済んだみたい。

🤡「あれ?

関ヶ原の戦いの後、

島津は毛利とかと同じで、

領地を減らされたんじゃなかったっけ?」

それは僕も気になったんだけど、

江戸時代の島津家の領地を確認してみると、

薩摩・大隅・日向で、

減らされてないんだよね。

🤡「マジか。

よく聞く話と違うな」

まとめ

  • 『「不屈の両殿」島津義久・義弘』は島津相州家の薩摩統一から九州統一選、豊臣政権での島津家、石田三成の内政干渉、朝鮮出兵、庄内の乱、関ヶ原の戦いなど義久・義弘の一生について書いてある。
  • 朝鮮出兵で義弘が「鬼島津」と朝鮮の人達に恐れられていたのかは怪しい。
  • 関ヶ原の戦いで義弘が敵中突破できたのは、兵が国元から送られてこず寡兵だったから。

感想:読後の義久・義弘のイメージは?

🤡「最後に聞きたいんだけど、

『不屈の両殿』を読んで、

義久・義弘のイメージって、

どう変わった?」

義久については、

家臣には甘くて、

なかなか領内の混乱を、

収めきれずにいるんだけど、

秀吉や家康からの要求を、

のらりくらりとかわす外交上手

という風にも取れたな。

🤡「薩摩が中央から遠い

という要因もあるけどね」

義弘については、

強いイメージは変わらないんだけど、

人に騙されやすい苦労人

というイメージが付いた😅

🤡「石田三成とかに、

たぶらかされちゃう良い人なんだね」

そんな感じです。

新名一仁先生の、

「不屈の両殿」義久・義弘、

面白かったです!

🤡「是非読んでみてください!

でも、この本、

普通の本屋には、

なかなか置いてないよね?」

僕も色々な本が置いてある、

丸善の店舗で買ったんだよね。

丸善やジュンク堂の在庫検索は、

hontoからできますよ!

🤡「hontoで注文して、

店舗で受け取る事もできるんだよね!」

一度使ってみてください!

それでは今日はこの辺で失礼します!

🤡「さようなら〜!」

最後まで読んでくれて、

ありがとうございます!