【荒山徹「白村江」感想】白村江の戦いを題材にした小説!蘇我入鹿が魅力的?

2021年9月7日

広告

こんにちは〜!

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

今日は、

古代史、飛鳥時代、

蘇我入鹿、中大兄皇子、

乙巳の変、

その辺りの歴史に興味がある人に、

オススメの歴史小説のレビューです。

荒山徹さんの

「白村江」

を読み終えました。

その名の通り、

白村江の戦い

(はくそんこう

のたたかい)

を題材にした小説。

「はくすきのえ」

と読む場合もありますね。

戦国時代とか

メジャーな時代に飽きた…

という人にもオススメ!

日本は古代で早くも朝鮮半島に進出し、

大きな戦いをしてた?

白村江の戦いとは?朝鮮半島に大軍を送って唐・新羅にボロ負けした?

白村江の戦いは、

中国は唐、

朝鮮半島高句麗新羅百済の時代。

倭国(日本)は大化の改新の時代で、

中大兄皇子中臣鎌足

蘇我入鹿を倒して権力を握った後の話。

朝鮮半島の3国は戦争を繰り返していました。

しかし、新羅と唐が手を組んだことで、

勢力のバランスが急激に変わり、

百済新羅と唐の連合軍に滅ぼされます。

百済の遺臣・鬼室福信は百済再興のために、

倭国が人質に取っていた

百済の王子・豊璋(ほうしょう)の

返還を要求。

中大兄皇子璋を送り、

さらに朝鮮半島倭国軍を派遣。

しかし白村江で倭国・百済連合軍は、

唐・新羅連合軍の前に、

ボロ負け😭

してしまうのです。

しかし最初に白村江の戦いについて、

調べた時、

豊臣秀吉よりも前に、

日本は同じ大規模の軍を

朝鮮半島に送って

戦ってたんだ!

という衝撃がありました。

白村江の戦いの後、

性格の悪い中大兄皇子律令政治を

唐から取り入れ、

「日本」という国号を使い始める。

その意味で歴史の転換点でも

あるんですよね。

蘇我入鹿の名前は「イルカ🐬」から付けられた?史実?

「白村江」の小説、

主人公が3人

います。

百済の王子・豊璋、

蘇我入鹿、

新羅の執政・金春秋。

(こんしゅんじゅう)

3人とも素敵に描かれてますが、

蘇我入鹿が

魅力的なのが意外。

途中、

入鹿とイルカが

一緒に泳ぐシーン

があります。

ダジャレみたいに聞こえるかも

しれませんが、

蘇我入鹿が、

「入鹿の名はイルカ🐬から、

付けられたんだ」

と言います。

どうなんでしょう?

「入鹿はイルカ🐬?」は

史実ですか?

と思いつつ、

「ここは笑うとこ

なのかな…?」

とも思いました😅

しかし海のど真ん中を航行する船が

イルカの群れに会い、

入鹿が海にザッパーンと飛び込んで、

イルカ達と共に泳ぐというシーン。

印象的なシーンだった上に、

蘇我入鹿が魅力的。

蘇我入鹿は魅力的?

蘇我入鹿は、

普段から体を鍛えてて、

頭も切れる。

そして野望もある政治家という所。

信長の野望なら、

政治・戦闘・智謀、

すべて高いでしょうか?(笑)

というわけで、この後、

かなり入鹿に感情移入。

葛城皇子中大兄皇子)と、

中臣鎌子鎌足)に暗殺された時は

すごく嫌でした😭

というか葛城皇子も鎌子も、

この本を読んで、

入鹿と蘇我氏びいき

になりました。

こんな本も読んだんですが、

日本書紀は天皇を正当化するものだから、

中大兄皇子の行為を正当化し、

蘇我氏は悪役にされた。

これは史実の様ですね。

少し史実と違う?でも違和感はない?

ここまで史実に沿った話でしたが、

白村江の戦い本戦に移ってから、

少し史実と違うんですよね。

いや史実通りなんですか?

小説だから史実通りじゃなくて良いですが、

史実に背かない様に

史実と違う結果になってる、

っていう感じなんですよね。

とりあえず、違う結末に

うまく背景を合わせるのが

非常に上手いと思いました。

あと、最後の方は

「豊璋、倭国に戻っちゃえよ〜」

とついつい思っちゃう展開でした。

まとめ

  • 白村江の戦いは倭国・百済が朝鮮半島の白村江で唐・新羅の連合軍と戦い、ボロ負けした戦い。
  • 蘇我入鹿の名前は「イルカ🐬」から付けられた?史実?
  • 蘇我入鹿がとても魅力的で感情移入してしまう
  • 少し史実と違うけど、史実に背かない様に史実と違う結果になってる

「白村江」、

面白い小説でした!

飛鳥時代など古代、

興味があるので、

関連の本を読んだり、

古墳を周ったりしたいです。

それでは、今日はこの辺で失礼します。