【荒山徹「白村江」感想】蘇我入鹿が魅力的?白村江の戦いの小説!
こんにちは〜!
荒山徹さんの
「白村江」
という小説の感想を書いていきますね!
白村江の戦いという、
古代の日本が朝鮮半島で
唐と新羅の連合軍と戦い、
ぼろ負けした戦いを
描いた小説!
まず白村江の戦いについて
説明してから、
「白村江」の感想を書いていきますね!
蘇我入鹿がとても魅力的で、
面白い小説でした!
目次
白村江の戦いとは?朝鮮半島に大軍を送って唐・新羅にボロ負けした?
まず、
「白村江」のテーマである、
白村江の戦いについて、
説明しておきますね。
時代は、
中国 | 唐 |
朝鮮半島 | 高句麗(こうくり) 新羅(しらぎ) 百済(くだら) |
の国の時代。
そして日本は、
大化の改新の時代。
小説「白村江」は
中大兄皇子と中臣鎌足が
蘇我入鹿を倒して、
権力を握る前から始まります。
(乙巳の変、いっしのへん)
ちなみに白村江の戦いは
乙巳の変の後の時代の戦いです。
当時、
朝鮮半島の3国は
戦争を繰り返していました。
しかし、
新羅と唐が手を組んだことで、
勢力のバランスが急激に変わります。
百済は、
新羅と唐の連合軍に
滅ぼされます。
百済の遺臣・鬼室福信(きしつふくしん)
は百済再興のために、
倭国(日本)が人質に取っていた、
百済の王子・豊璋(ほうしょう)の
返還を要求します。
中大兄皇子は百済に豊璋を送り、
さらに朝鮮半島に倭国軍を派遣。
白村江で倭国・百済連合軍は、
唐・新羅連合軍と戦いますが、
ボロ負け😭
してしまうのです。
というわけで白村江の戦い、
大化改新の後の時代、
倭国・百済の連合軍と、
唐・新羅の連合軍が、
朝鮮半島の白村江で戦い、
ぼろ負けした戦いです!
蘇我入鹿の名前は「イルカ🐬」から付けられた?史実?
「白村江」の小説、
主人公が3人
います。
- 百済の王子・豊璋
- 蘇我入鹿
- 新羅の執政・金春秋(こんしゅんじゅう)
3人とも素敵に描かれてますが、
蘇我入鹿が
魅力的なのが意外でした😲
途中、
入鹿とイルカが
一緒に泳ぐシーン
があったんですよね。
ダジャレみたいに聞こえるかも
しれませんね😅
でも蘇我入鹿が、
「入鹿の名はイルカ🐬から、
付けられたんだ」
と言います。
どうなんでしょう?

「入鹿はイルカ🐬?」は
史実ですか?😅
と思いつつ、
「ここはもしかしたら、
笑う所なのかな?」
とも思いました😅
しかし海を航行する船が
イルカの群れに会い、
入鹿が海にザッパーンと飛び込んで、
イルカ達と共に泳ぐというシーン。
なかなか印象的なシーンだった上に、
蘇我入鹿が魅力的に描かれてました。
この小説で、
蘇我入鹿が好きになりました。
蘇我入鹿は、
普段から体を鍛えてて、
頭も切れる。
そして野望もある政治家という所。
信長の野望なら、
政治・戦闘・智謀、
すべて高いでしょうか?(笑)
とにかく先ほどの
イルカと一緒に泳ぐような、
印象的なシーンもあり、
魅力的に描かれているせいか、
蘇我入鹿にかなり感情移入
してしまいました。
葛城皇子(中大兄皇子)と、
中臣鎌子(鎌足)に暗殺された時は
すごく嫌でしたね〜😭
この本を読んで、
日本史の教科書の内容とは違い、
入鹿と蘇我氏びいき
になっちゃいましたね。
後で上の本を読んでみたんですが、
日本書紀は天皇を正当化するものだから、
中大兄皇子の行為を正当化し、
蘇我氏は悪役にされた。
という事で、
日本史の教科書に書かれてるような、
悪者ではないようです。
というわけで、
まとめると、
小説の中の
「蘇我入鹿の名前は
イルカからつけられた」
は史実?フィクション?
蘇我入鹿がイルカと一緒に
泳ぐシーンが印象的。
蘇我入鹿を好きになる小説!
「白村江」感想まとめ
- 白村江の戦いは倭国・百済が朝鮮半島の白村江で唐・新羅の連合軍と戦い、ボロ負けした戦い。
- 蘇我入鹿の名前は「イルカ🐬」から付けられた?史実?
- 蘇我入鹿がとても魅力的で感情移入してしまう
「白村江」、
面白い小説でした!
史実とは違う結末に、
うまく背景を合わせるのが
非常に上手いと感じました。
あと、最後の方は
「豊璋、倭国に戻っちゃえよ〜」
とついつい思っちゃう展開でした。
とにかく「白村江」、
面白いので是非読んでみてください!
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