【福原遷都は土地がなくて大変!】平治の乱から後!「平清盛の闘い 幻の中世国家」感想
こんにちは〜!
カワタツ( @TKkidd_mbht )です!
🤡「どーもデルピエロです!」
今日は、
歴史の本
のレビューです!
🤡「おっ!
今日は誰?何?についての本?」
「平清盛の闘い
幻の中世国家」
という本を紹介します!
🤡「『源頼朝』と同じ、
元木泰雄さんの本だね」
そう、「平清盛の闘い 幻の中世国家」、
福原遷都について詳しく書いてあり、
他にも鹿ヶ谷の陰謀事件、
後白河院幽閉、以仁王の乱、
日宋貿易、南都焼討など、
平清盛がやった事について、
知りたい人に読んでもらいたいです!
目次
平治の乱から後の平清盛について詳しく書いてある本?
「平清盛の闘い 幻の中世国家」、
清盛が生まれてから、
平治の乱までは、
完結に書かれてる。
🤡「同じ元木泰雄さんの、
『保元・平治の乱 平清盛勝利への道』
で、平治の乱までは描かれてるからかな?」
多分ね。
平治の乱より前の平清盛について、
詳しく知りたい人は、
『保元・平治の乱 平清盛勝利への道』
を読んでみてください!
🤡「ところで、
平治の乱の後の平清盛って、
何をしたの?
どんな事があったの?」
太政大臣になったり、
兵庫の港で日宋貿易をしたり、
後白河院と仲が悪くなり、
後白河院らが鹿ケ谷の陰謀事件を起こしたり、
治承3年の政変で、
後白河院を鳥羽に閉じ込める。
そして以仁王の乱の後、
福原遷都。
そして興福寺・東大寺など、
奈良の寺社を焼き討ちする、
「南都焼き討ち」🔥
など。
🤡「最後のが怖い💀」
福原遷都の詳しい事が書いてある?
面白いと思ったのが福原遷都について、
詳しく書いてあった事。
🤡「京から今の神戸市の辺りに、
平清盛が都を移したんだよね?
それが面白いの?」
いや、神戸の地理に詳しい人は、
よくわかルパン三世だと思うんだけど、
神戸つまりは福原の辺りって、
平地が少ないんだよね。
🤡「ん?
それがどうした?」
京都より平地が少ないんだ。
つまり…
都を置くには土地が足りない。
福原に遷都するのは、
難しかったんだ。
🤡「え?
じゃあ、なぜ福原に遷都したの?」
平清盛が強行に遷都を進めたんだよ。
北は山、南は海、
周りの淡路・播磨は平氏の領国。
🤡「守りやすいって事か」
他にも色々理由があるみたいだけどね。
とにかく福原は土地が少ないので、
どういう風に都を整理するか、
苦心された様で、
そこが面白かった。
感想:平清盛を好きになれた?
※ここからは「平清盛の闘い
幻の中世国家」の、
個人的な感想です。
🤡「こういう1人の歴史の人物を追った、
歴史の真実を書いた本って、
その人物の事を好きになる事も多いけど、
どうだった?」
いや〜、
平清盛は好きには
なれなかったな〜。
🤡「どの辺が?」
平清盛も平氏も、
高圧的で傲慢
なんだよね。
🤡「
『平氏でなければ、
人間ではない』
という有名な言葉があるけれど、
事実もその通りだったという事か」
そうだね〜。
治承3年の政変から後、
福原遷都とか南都焼き討ちとか、
安徳天皇を強引に九条の辺りに、
住まわせたりとか、
強引な所が目立つなあ。
🤡「平氏の高圧的な所が、
諸国の反感を買って、
反平氏の機運に繋がり、
源氏と結びついて源平合戦での、
平氏滅亡に繋がるんだよね」
そうなんだよね。
平氏が滅亡するのは自業自得
と思えてしまうなあ。
まとめ
- 「平清盛の闘い 幻の中世国家」は平治の乱から後の平清盛について詳しく書いてある本
- 福原遷都について詳しく書いてある。福原は京より土地が少なく、都を作るのに苦労した
清盛が生きていたら、
公武が合体した政権
が出来ていたとされる。
🤡「それって、すごいの?」
約200年後の足利義満の時代に、
皇族を取り込んだ公武合体政権
が出来てたらしいんだ。
🤡「凄さは分からないけど、
200年も時代を先取りできてたって事か」
そこら辺が、この本の副題、
「幻の中世国家」
の意味だと思うんだけどね。
それでは今日はこの辺で失礼します!
🤡「さようなら〜!」
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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