【古代から現代まで続く金剛組の小説?】大阪・四天王寺を描いた木下昌輝「金剛の塔」
こんにちは〜!
カワタツ( @TKkidd_mbht )です!
🤡「どーも!
デルピエロです!」
ねえ、突然だけど、
以前行った四天王寺、
覚えてる?
🤡「おお!
大阪のど真ん中にあるのに、
とても良いお寺だったね!」
そう、四天王寺は誰が作ったか、
知ってる?
🤡「聖徳太子だろ?」
そうなんだが…、
四天王寺は、
金剛組という大工集団が、
古代からずっと作ったり修繕したり、
してきたんだ。
🤡「そうなんだ」
というわけで今日は、
四天王寺と金剛組を、
題材にした小説
を紹介します!
🤡「そうくるか」

木下昌輝さんの、
「金剛の塔」
を紹介します!
🤡「木下昌輝さんといえば、
『宇喜多の捨て嫁』『宇喜多の楽土』
『応仁悪童伝』など、
面白い小説をたくさん書いてるよね」
歴史好きにはもちろんオススメしたいですが、
建築好きや建築を勉強してる人にも、
オススメしたいです!
目次
古代から現代まで続く大工集団?金剛組とは?
🤡「『金剛の塔』というタイトル、
奈良の法隆寺を想像しちゃいそうだな」
僕も最初は法隆寺の小説かと思ったよ😅
でも金剛の塔は、
大阪の四天王寺と、
聖徳太子の時代から、
四天王寺を修理してきた、
金剛組の話なんだ。
🤡「聖徳太子の時代から現代まで?
相当歴史のある大工集団だな」
実際に金剛組は、
社寺建築の会社として、
現代まで続いてる。
🤡「HPあるのかよ。
すごいな」
そう、四天王寺五重塔は、
戦火や落雷により何度も焼失した。
しかし、その都度、
金剛組によって建て直されてきた。
🤡「1000円以上前から、
技術が受け継がれてきたのか。
すごいな金剛組」
「金剛の塔」は、
そんな金剛組について書かれた小説です。
「金剛の塔」はどんな小説?
そして「金剛の塔」は、
現代の青年が金剛組(作中は魂剛組)に、
入社し、
そこから6つの時代の、
各時代の四天王寺五重塔に、
関わる人達の話なんだ。
🤡「6つの短編の小説って事か〜」
そう、各時代、
四天王寺に関わる人のなかには、
色々な人がいる。
五重塔の建設に真面目に打ち込む人。
悪事に手を染めてしまう人。
自分の才能の無さに嘆く人。
突然の悲劇に嘆く人。
🤡「色々な人がいて、
色々な苦労と悲しみがあるな」
また最初に日本に五重塔建設の技術を、
伝えようとした渡来人は、
地震の多い日本で五重塔を建てる、
困難さに苦労する。
🤡「大陸は地震ないのかな?
大変だろうね」
人ではない動物のことを書いた話も?
🤡「?
犬とか猫とか猿とか?」
また四天王寺五重塔には、
現代の建築学でも、
解明されてない謎もある?
🤡「技術の分野で、
1500年前の技術が現代でも分からない。
それは不思議な話だよね」
みなさん、ご存知の通り、
日本では地震が頻発しますが、
日本の五重塔は、
地震で倒れた事は、
一度もないらしいです。
🤡「マジか!
四天王寺も法隆寺も全部?」
そういう事になるね〜。
阪神大震災でも無事だったらしいです。
🤡「日本の木造建築の技術はすごいんだな」
そんな四天王寺五重塔や、
金剛組の凄さは、
「金剛の塔」を読むと、
もっと理解できるかも?
🤡「歴史小説としても、
建築について書いた本としても、
面白そうだよね!」
「金剛の塔」、
ぜひ読んでみてください!
まとめ
- 金剛組は四天王寺を古代から現代まで修理し続けた大工集団。「金剛の塔」は、その金剛組について書かれた小説。
- 「金剛の塔」は6つの時代の、四天王寺に関わる人達を描いた小説。6つの短編で構成されてる。
金剛の塔、面白いですよ!
🤡「僕も買おうかな?」
🤡「hontoで近くの丸善の店舗の、
在庫検索をしよう!」
店舗になかったら、
hontoで注文して、
近くの丸善で受け取れば良いね!
それでは今日はこの辺で失礼します!
🤡「さようなら〜!」
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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