【中井英夫「虚無への供物」】二転三転と展開が変わる!ロジカルで少し難しかった?

2021年2月10日

こんにちは。

今日は小説のレビュー。

中井英夫

「虚無への供物」

上下巻。

以前、別の小説で

「4大ミステリー」

みたいな感じで扱われてて、

気になって読んでみました。

夢野久作の「ドグラ・マグラ」もそう。

久々のミステリーでしたが、

各500ページの

上下巻2冊。

かなり苦戦。

読み終わるまで1ヶ月半もかかりました😅

「おもしろかった」というより、

「しんどかった」かも😅

「虚無への供物」の舞台は?どのように話が展開する?

舞台は1955年の東京。

氷沼家

という資産家の家で、

呪われたかのように、

連続殺人が起こるんですね。

この事件を3人か4人位の探偵が

推理します。

探偵のそれぞれの説が

否定されたかと思えば、

また話が二転三転して、

いろいろな所に視点が転がされる感じ。

結局のところ犯人は

「あ、結局こいつかよ!」

みたいな人ですが、

いろいろ視点を転がされるので、

真相がわかった時の驚きが、

しっかりとありました。

1964年に、セオリーが確立されるほどミステリーが出てることにビックリ

また、この作品は、

「アンチミステリー」

と呼ばれているそうですが、

作中ところどころに

「ミステリーの掟では

それはあり得ない」

みたいな台詞が出てきます。

1964年に出た作品ですが、

セオリーが出来る位に、

世界中でミステリーが、

出てたんですよね。

1964年の時点で、

ミステリーというジャンルは、

ほぼ完成されてる。

驚きました。

感想:楽しめたが少し難しかった

探偵が意見をぶつけ合い、

展開が変化しロジカルで複雑でした😅

100%理解できたかと言われると、

できてないです😅

充分楽しめたと思いますが、

僕にはもう少し優しいか、

謎解き以外の面でも、

楽しめるものがいいかな?

あと横溝正史金田一耕助シリーズを

読んだ時も思いましたが、

昭和の時代の風景を

垣間見れる描写が楽しかったです。

それでは今日はこの辺で失礼します。

最後まで読んでくれて、

ありがとうございます!