【ミステリーの面白い要素だけを抜き出した小説?】円居挽さんのルヴォワールシリーズ4作を紹介!
こんにちは〜!
カワタツです!
🤡「どーも!
デルピエロです!」
ねえ。
🤡「ん?」
ミステリー小説の、
面白い要素だけを抜き出して、
さらに登場人物も個性的な小説、
読みたくない?
🤡「そんなのあるの?」
あるよ!
円居挽さんの、
ルヴォワールシリーズ。
🤡「作者の方、
なんて読み方?」
まどいばん。
🤡「ルヴォワールシリーズって、
どんな小説?」
それを、この記事で説明していきます!
まずルヴォワールシリーズの、
背景などを説明してから、
4部作を1冊ずつ、
あらすじを説明します!
めちゃめちゃ面白かったので、
ミステリー好きの人、
読んでみて欲しいです!
あまりネタバレしない様に書いてます!
目次
ルヴォワールシリーズとは?
🤡「まずルヴォワールシリーズの、
全体的な背景を説明してもらおうか」
いいだろう。
まずルヴォワールシリーズ、
舞台は京都。
🤡「おっ、いいねえ」

京都の伝統的な私的裁判イベント、
双龍会(そうりゅうえ)
を中心としたストーリーなんだ。
🤡「そうりゅうえ?
私的裁判?」
例えば、ある事件が起こり、
犯人として訴えたい相手を、
御贖(みあがない)とし、
訴えられた相手を守る弁護人を、
青龍師(せいりゅうじ)とする。
そして訴えた側、
黄龍師(こうりゅうじ)は、
論理で青龍師と御贖を攻撃する。
🤡「論理合戦で舌戦を繰り広げるわけか」
そう、基本的に4部作とも、
この双龍会を中心に展開する。
論理を駆使して、
幾重にもひっくり返る真相が、
見ものなんだ。
🤡「そんなにひっくり返るの?」
双龍会は、
決して真実を見極めた者が勝ちではなく、
真相をでっち上げても良いんだ。
🤡「えっ?
そんなのアリなの?」
理屈が通ってれば、
なんでも良い感じ。
探偵じゃないからね。
ミステリー小説の面白い要素だけを、
抜き出した。
とは、そんな意味だね。
🤡「真相が正しくなくても、
論理的に突き詰めた方が勝ち。
そんな論理合戦が好きな人は、
楽しめるミステリー小説か。
やや上級者向けだな。
ところで主人公は、
どんな人なの?」
主人公は京都大学の学生、
御堂達也。
奈良の越天学園で、
群書類従(ぐんしょるいじゅう)
と呼ばれる組織を立ち上げ戦ってきた、
キレキレの頭脳の持ち主。
🤡「高校で戦ってきた?
少し中二病くさいが」

他にも越天学園で達也の先輩だった、
瓶賀流(みかがみつる)、
頭は良いけど暴走する、
城坂論語、
龍師の家・龍樹家のボス的存在、
龍樹落花。
その妹の龍樹撫子などが、
メインの登場人物。
🤡「女性もいるんだね」
そう。
そして登場人物が個性があって魅力的。
双龍会という論理合戦で繰り広げられる、
ミステリーの良い所のみを抜き出した様な、
何でもアリの論理合戦。
さらに登場人物が個性的で魅力的。
これが円居挽さんの、
ルヴォワールシリーズの、
魅力です!
丸太町ルヴォワール
それではルヴォワールシリーズの、
作品を1つ1つ紹介していきます。
まずは1作目の、
「丸太町ルヴォワール」から。
🤡「最初の1作目か。
どんなストーリー?」
登場人物の1人・城坂論語は、
祖父・城坂慈恩の家で療養していた。
すると、
論語の部屋に「ルージュ」と名乗る、
女性が入ってくる。
🤡「不審者!」
普通はそうなるだろうけど、
論語とルージュは仲良く談笑する。
🤡「なぜ、そうなるのか」
小説だから😅
ルージュに眠り薬を入れられ、
論語は眠る。
論語が起きると、
祖父の城坂慈恩が死んでいた。
🤡「え?
それってルージュが犯人じゃないの?」
普通はそう思うだろうけど、
論語の部屋から、
ルージュがいた痕跡は消えていた。
🤡「マジか。
「ルージュ?
そんなヤツいねーだろ」
みたいに無かった事にされてしまったのか」
そういう事。
そして3年後、
いろいろあって論語の叔父、
純紀(すみのり)が、
論語を双龍会にかける。
🤡「なぜ3年後?」
それは小説を読んでね。
そして主人公・御堂達也の先輩、
瓶賀流が論語を守る青龍師となり、
黄龍師・龍樹家の龍樹大和と対決する。
🤡「焦点は、
ルージュとは誰だったのか?
って事か」
その通り。
丸太町ルヴォワール、
どんでん返しと
淡い恋の気持ちが切ない、
ミステリー小説です!
烏丸ルヴォワール
続いては「烏丸ルヴォワール」。
🤡「『丸太町ルヴォワール』の続きだよね。
どんな話?」
「黄母衣内記」という、
古い書物を巡ったストーリー。
「黄母衣内記」を持った、
綾織耕作が交通事故で死んだ。
黄母衣内記が欲しい弟の文郎は、
弟の武郎が、
「耕作の自動車に細工した!」
と言い立て、
武郎を双龍会にかける。
そして文郎側の龍師は龍樹家。
御堂達也・城坂論語・龍樹撫子の3人が、
事件を調べて双龍会に臨む。
🤡「達也と論語は、
龍樹家に入ったんだな」
そして瓶賀流は、
伝説の龍師「ささめきの山月」に唆され、
龍樹家と敵対する側の龍師として、
双龍会に立つ事になる。
🤡「今まで味方だったのに、
敵になるのか!」
そう!
そして冒頭にいきなり仕掛けがあります!
さらに「ささめきの山月」とは何者?
烏丸ルヴォワール、
面白いですよ!
今出川ルヴォワール
そして3作目、
今出川ルヴォワールです。
🤡「どんな話?」
まず主人公・御堂達也が、
ある事件の犯人として、
双龍会にかけられる。
🤡「マジか!
主人公が?」
そう。
大怨寺(だいおんじ)という寺で、
僧侶が殺され、
たまたまそれを見つけた、
御堂達也が犯人にされるんだ。
🤡「なんてこったパンナコッタ」
そして後半では、
権々会(ごんごんえ)という、
ギャンブル大会が始まる。
🤡「え?
ギャンブル大会?」
そう。
鳳(おおとり)という、
小説オリジナルのゲームで、
御堂達也・城坂論語・龍樹撫子が、
伝説の博打打ち・定恩や、
龍師・天親寅彦と戦う。
🤡「何が何だかわからないけど、
面白そうな展開」
ちなみに冒頭で御堂達也が、
糺の森を歩くシーンがありますが、
聖地巡りをしたい人は、
上の記事を読んでみてください!
河原町ルヴォワール
そしてルヴォワール4部作最終話。
河原町ルヴォワール。
いきなり重要人物、
龍樹落花が死にます。
🤡「唐突!」
それを巡って、
龍樹家は青蓮院を双龍会にかける。
龍樹撫子が戦うのは、
裏切った元恋人・城坂論語。
元々、撫子に勝ち目のない戦い。
悲壮感が印象的だった。
🤡「壮絶だ」
でも最後は良い結末だったよ。
🤡「マジか!
どうやって良い結末になるのか、
想像が付かないけど」
龍樹落花が死んだとされる、
鴨川デルタに行きたくなった人は、
上の記事を読んでみてください!
というわけで、
円居挽さんのルヴォワールシリーズ、
4部作をまとめて紹介しました!
魅力的な登場人物が織り成す、
論理合戦!
4作を一気読みしちゃってください!
僕はこの記事を書いてる時、
読み終わって寂しい気持ちになってます。
🤡「続き物小説って、
そうなるよね。
ところでルヴォワールシリーズ、
その辺の本屋で手に入るかな?」
いや僕も取り寄せたし、
郊外の本屋にはないかも。
丸善とかジュンク堂とか、
広い本屋ならあるかもしれないけど。
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それでは今日はこの辺で失礼します!
🤡「さようなら〜!」
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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