【首謀者北条時行は年齢1ケタ?】「逃げ上手の若君」との違いは?鈴木由美「中先代の乱」
こんにちは〜!
カワタツ( @TKkidd_mbht )です!
🤡「どーも!
デルピエロです!」
ねえ。
鎌倉幕府の執権北条氏の生き残りが、
建武政権に対して乱を起こした話、
知ってる?
それについての本を、
紹介しようと思うんだけど。
🤡「お!
知ってるよ!」
🤡「『逃げ上手の若君』だろ!」
あ、いや違う……、
いや違わないけど😅
🤡「え?」
紹介したい本は、
「逃げ上手の若君」の、
元ネタというか原作というか、
そっちの方なんだ。

鈴木由美さんの、
「中先代の乱」
を、この記事でレビューします!
🤡「ああ、
中公新書か。
『逃げ上手の若君』の元ネタって、
史実の方な!
読み方はどうだったっけ?」
なかせんだいのらん。
だよ。
🤡「その中先代の乱、
誰が起こしたんだっけ?」
鎌倉幕府最後の得宗・北条高時の遺児、
北条時行だよ!
🤡「そんな、
児嶋だよ!
みたいに言わなくても」
北条時行は、
中先代の乱当時、
10歳以下の少年だったんだ!
🤡「え?
『逃げ上手の若君』でも、
時行は少年だったけど、
史実でもそんなに若い少年なんだ!」
この記事では、
中先代の乱を簡単に説明して、
「逃げ上手の若君」の史実との違いに、
少し触れようと思います!
漫画「逃げ上手の若君」の背景、
中先代の乱を知りたい人、
もしくは史実の北条時行を、
もっと知りたい人、
読んでみてください!
目次
北条時行は年齢1ケタ?中先代の乱とは?
🤡「中先代の乱って、
鎌倉幕府の得宗・北条高時の遺児、
北条時行が首謀者なんだっけ?」
そう、鎌倉幕府滅亡時、
北条時行は信濃の諏訪に逃れて、
中先代の乱を起こすんだ。
🤡「どこで乱を起こすの?」
鎌倉や信濃、上野、武蔵辺りかな。
🤡「誰と戦うの?」
足利尊氏の弟・足利直義(ただよし)や、
その部下や身内の武士達とだね。
最後は足利尊氏に鎮圧されちゃうんだけど、
一時期、
北条時行は鎌倉を占領する事も、
あったんだよ。
🤡「えっ?
年齡1ケタの少年が、
足利直義に勝って、
鎌倉を占領したの?」
そう、信濃→上野→武蔵
→鎌倉と進軍したみたいだけど、
時行は謎に強いんだよ。
北条氏の残党、
北条与党の協力もあったみたいだけど。
🤡「そして最後は、
足利尊氏に負けちゃうのか。
その後の北条時行はどうなるの?」
足利尊氏と後醍醐天皇がケンカして、
足利尊氏が室町幕府を建て、
後醍醐天皇が南朝を作った後、
北条時行は南朝に付いちゃうんだよね。
🤡「ありゃ?
北条時行は鎌倉幕府を滅ぼされた、
敵討ちで戦ってるんじゃないの?
後醍醐天皇も足利尊氏と同じく、
北条時行の敵じゃない?」
よく分からないけど、
北条時行は後醍醐天皇の側に付くんだ😅
🤡「よく分からないな」
そして尊氏と直義の兄弟喧嘩、
観応の擾乱が起こった後、
北条時行は25歳で死ぬらしい。
🤡「まだ若いのに。
最期はどんな死に方なの?」
正平7年(1352年)に鎌倉を出てから、
消息は分かってないらしいんだけど、
どうやら室町幕府に捕まって、
処刑されたみたい。
🤡「それは辛いな」
北条時行の最後については、
「中先代の乱」を引用して、
上の記事で説明してます!
🤡「気になる方は読んでみて!」
以上、中先代の乱と、
首謀者の北条時行について、
簡単に説明してみました。
逃げ上手の若君の史実との違いは?
さて「史実と違う」という事で、
賛否両論の「逃げ上手の若君」ですが、
🤡「将軍と執権を、
ゴチャゴチャにしてるんだよね」
鈴木由美さんの、
「中先代の乱」を読んで1つ、
「ここ、史実と全然違うな〜」
と思う所が、
「逃げ上手の若君」にありました。
🤡「ん?
どこ?」
鎌倉幕府が滅亡して、
北条時行は諏訪頼重に連れられて、
諏訪に逃げるよね?
🤡「そうだね」
鈴木由美さんの『中先代の乱』、
つまり史実では、
北条時行は、
叔父の北条泰家に連れられて、
諏訪に逃げる
という事になってる。
🤡「え?
それじゃ史実では、
諏訪頼重は出てこないの?」
いや諏訪で北条時行を、
支援するのは変わりないけど、
鎌倉まで迎えに行くのは、
史実じゃないみたいだね。
🤡「まあ史実通りで、
諏訪頼重が諏訪で待っていると、
頼重の性格などを説明する展開が、
不足するから史実とは違う展開に、
したのかな?」
どうなんだろうね😅
まあ漫画だし、
多少史実と違ってても良いとは思います。
🤡「少年誌でやってるから、
子供が読んだら間違えた歴史を覚えそう。
っていう不安はあるけどね」
とにかく「逃げ上手の若君」の、
史実とは違う部分を、
1つ説明してみました!
まとめ
- 中先代の乱は最後の得宗・北条時行の遺児・北条時行が建武政権に対して反乱を起こしたこと。首謀者なのに北条時行の年齡は1ケタ。
- 「逃げ上手の若君」は諏訪頼重が鎌倉に北条時行を迎えに行く所が史実ではない。史実では北条泰家が北条時行を諏訪まで送り届ける。
中先代の乱について、
簡単に説明しましたが、
もちろん鈴木由美さんの、
「中先代の乱」、
もっと詳しく書かれています!
気になる人は読んでみてください!
感想
🤡「感想は?」
中先代の乱、
個人的には、
鎌倉幕府が滅亡して、
朝廷が南朝・北朝に分かれ、
室町幕府が成立し、
観応の擾乱が起こる、
歴史の表舞台の裏側で、
やってる感じが面白かったね。
🤡「中先代の乱の裏側では、
歴史のメジャーな出来事が、
華々しく進行してたわけか」
そんな感じです。
何より北条時行が、
年齢1ケタの首謀者だった事が、
驚きでした!
🤡「年齢1ケタの少年が、
ゲキ強で勝ちまくるとか、
有り得るのかよ?」
そんなに強いのが、
不思議ではあるけどね〜。
🤡「ところで『中先代の乱』、
その辺の本屋で買えるのかな?」
丸善とかジュンク堂とか、
在庫の多い本屋でないと、
ないかもね〜。
hontoで丸善やジュンク堂の、
在庫をネットで検索する事ができますよ!
🤡「店舗になかったら、
hontoからネットで注文して、
丸善・ジュンク堂の店舗で、
受け取る事もできるんだよね!」
一度登録して試してみてください!
「逃げ上手の若君」を買うなら、
ebookjapanがお得ですよ!
🤡「金曜日がお得!」
それでは今日はこの辺で失礼します!
🤡「さようなら〜!」
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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