【サハリン(樺太)とアイヌの歴史小説?】川越宗一「熱源」のあらすじは?主人公は?

2021年7月9日

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こんにちは〜!

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

今日は、

樺太とアイヌを

テーマにした歴史小説

のレビューです。

川越宗一さんの

「熱源」

を読みました。

明治時代〜昭和の初め位の、

樺太(サハリン)に住む、

アイヌの暮らしと気持ちを、

知りたい人に読んで欲しいです!

2020年の本屋大賞で、

5位に入賞した小説です!

「熱源」はサハリン(樺太)が舞台の小説?

川越宗一さんの「熱源」は、

北方領土の樺太(からふと)が舞台。

何ですが、

「熱源 」の2/3位は、

ロシア側で描写されます。

「熱源」では樺太ではなく、

ロシア側の、

「サハリン」という地名の方で、

よく呼ばれています。

(樺太=サハリン)

というわけでこの記事では、

日本人に馴染み深い「樺太」ではなく、

サハリンの地名を使って、

説明していきたいと思います。

サハリンの他にも、

北海道、モスクワ、

リトアニアの首都ヴィルノ、

東京、南極など、

様々な場所が出てきますが、

サハリン(樺太)が主な舞台です。

「熱源」のあらすじ

明治維新まで、

サハリンはロシア領でした。

しかしサハリンは、

日露戦争で戦場になります。

日露戦争に日本が勝利した事で、

サハリンの南半分は、

日本の領土になりました。

しかし第二次世界大戦で

再びサハリンで日本とロシアはぶつかり、

日本が負けた事で、

サハリンは再びロシア領になります。

「熱源」は明治維新から、

第二次世界大戦までの、

サハリンが舞台の歴史小説。

戦争や差別に苦しみながらも、

たくましく生きていく人々の話です。

余談ですが最後の方になると、

(ようやく?)東京が出てくるのですが、

アイヌやサハリンに住む人達に、

感情移入し過ぎて、

東京が外国の街に

思えてしまいました。

ずっとサハリンや、

ロシア側の人々の話しかなかったとはいえ、

ここまで感情移入させられた。

お見事!👏

と作者の川越宗一さんに言いたいです。

「熱源」の主人公は?

「熱源」の主人公は主に2人います。

1人はサハリン出身アイヌの男性、

ヤヨマネクフ(山部安之助)。

ヤヨマネクフは、

サハリン出身のアイヌですが、

子供の頃と20代辺りまで

北海道で過ごしました。

そして、

「自分の生まれた

サハリンで

暮らしてみたい!」

と息子と一緒に船でサハリンへ

帰ってきました。

もう1人の主人公はリトアニア出身。

サハリンに囚人として送られてきた、

ブロニスワフ・ピウスツキ。

ロシアに併合された国、

リトアニア出身の男性。

(リトアニアとポーランドって、

昔は同じ国だったんですか?

そこんとこがよく分からない)

色々あって逮捕されちゃって、

(軽〜く書きましたが、この辺り、

結構キッツイ😖

詳しくは書かない事にしました)

ブロニスワフは、

サハリンに流刑になりました。

囚人として働いているうちに、

ブロニスワフはアイヌの一部族?

ギリヤークという部族と出会います。

ギリヤークやアイヌに興味を持った、

ブロニスワフは、彼らを研究していきます。

ヤヨマネクフとブロスニワフ、

どちらも共通してるのは、

自分の生まれた土地と、

サハリンに、

強い愛着を持っている。

という事でしょうか。

タイトルの「熱源」の意味は?

 ヤヨマネクフは、

サハリン出身である事と

アイヌである事

にこだわって生きてきた。

北海道の学校で日本人に

差別されるのも嫌だったし、

自分が生まれたサハリンに

海を渡って戻ってきた。

 ブロスニワフは、

自分の祖国の言葉を

奪ったロシアから、

言葉を取り返そうとしている。

一方ブロニスワフは、

絶滅しかけている、

アイヌも大事に扱い接してきた。

「サハリン、日本、

ロシア、リトアニア、

どこの国に属するのか?」

「アイヌ、日本人、

ロシア人、リトアニア人、

自分はどの種族?

誰なのか?」

と自らに問う様に

必死に生きてきた人達の一生。

生きていくための熱意。

その源は?

そんな意味での彼らの

「熱源」🔥が書かれている。

 と僕は解釈しました。

まとめ

  • 樺太(サハリン)が主な舞台。さらに北海道・モスクワ・ヴィルノ・東京・南極など様々な場所が出てくる。
  • サハリンはロシア領になったり日本領になったり。践祚や差別に翻弄される人々を描いた小説。
  • 主人公はサハリン出身のアイヌの男性・ヤヨマネクフと、リトアニア出身の男性・ブロニスワフ・ピウスツキ。
  • 生きていくための熱意の源「熱源」が描かれている。

川越宗一さんの「熱源」、

2020年の本屋大賞で5位

に選ばれてました。

400ページ越えの分厚さと、

2000円を少し越す価格。

買うのを躊躇してましたが、

思ったよりスラスラ読めました😃

ただ「熱源」を寝転がって読むと、

腕がしんどくなるので、

気を付けて😅

あと川越宗一さんの、

Twitterでのツイートも、

面白いですよ!

それでは今日はこの辺で!

最後まで読んでくれて、

ありがとうございます!