【帚木蓬生「襲来」感想】元寇と日蓮を題材にした小説?主人公が安房から対馬まで旅する旅日記でもある?

2021年3月22日

こんにちは〜!

🤡「どうも!

デルピエロです!

今日は歴史小説のレビューです!

帚木蓬生さんの、

「襲来」について書くよ。

🤡「上下巻の2冊あるんだね」

ったのか。

元寇日蓮

題材にした

小説ない?」

という人に読んでもらいたいです。

「鎌倉時代の長距離の旅行って、

どんな感じ?」

という様な事に興味を持ってる人にも、

オススメ!

「襲来」の題材は?主人公は誰?

🤡「さて、まず、

『襲来』って、

どんな小説?」

鎌倉時代元寇日蓮

題材にした歴史小説だね。

🤡「元寇って、

海の向こうから、

中国の元(蒙古)という国が

襲ってくる話だっけ?

そう、そして、

元寇を予言した日蓮が、

従者の見助を、

対馬に向かわせる。

🤡「対馬?

長崎県にある日本の端っこの島だよね?

どうして?」

対馬は元が襲ってきたら、

真っ先に襲われるであろう、

場所なんだよね。

🤡「なるほど。

主人公は日蓮?」

いや主人公は見助だ。

元寇日蓮の行動も全て、

見助の視点

で物語が回る。

見助が千葉から対馬まで旅をする?旅日記の一面も?

🤡「しかし対馬って、

九州と韓国の間に

ある島だよね?

鎌倉時代

徒歩・馬・船・籠くらいしか

交通手段がないよね?

対馬に行くのは大変だったんじゃない?」

そう、日蓮が鎌倉で他宗の門徒に襲われた、

「松葉谷の法難」

という事件があるんだが、

そこで日蓮は一旦、

安房(千葉県)に逃れるんだよね。

その後、見助を対馬に送った。

🤡「千葉県から、

九州と韓国の間の島

まで行った

ってこと?

すごい距離だな」

安房から鎌倉、京、

難波津(なにわのつ、

現代の大阪)

まで徒歩で行き、

難波津から博多まで

細かく船を乗り換えた。

🤡「船の部分が長いとはいえ、

千葉から大阪まで

歩くだけでハード」

箱根を越えるのも大変そうだったね。

船も当時は潮待ちをしたり、

出港できない日もあったし。

🤡「港で何日も足止めを

食う事があったんだよね」

そして見助と日蓮の面倒を見てくれた、

千葉氏の領地がある佐賀県

小城(おぎ)まで行き、

唐津から壱岐経由で船で対馬へ渡った。

🤡「結局、千葉から

対馬まで行くのに、

どれくらいの時間が

かかったの?」

3ヶ月位だったかな。

🤡「えげつない。

そして見助は、

ずっと対馬に滞在するの?」

滞在するというか、

見助はそれから

20年

近く対馬にいるんだ。

🤡「滞在っていうか住むんだね」

そう、そして元が海を越えて襲ってきたら、

真っ先に狙われる

対馬の惨状

目の当たりにする。

🤡「そして対馬の状況を手紙で、

日蓮に報告するんだね」

元寇の生々しい凄惨さも味わえる?

🤡「元って、

そんなに怖いの?」

朝鮮の高麗や、

中国を支配していた

宋を屈服させて、

両国に大きな船を

たくさん作らせ、

大群で海を渡ってきた。

🤡「鎌倉幕府とか

日本の軍隊では

勝てない様な大軍?」

そう思ってくれて良い。

海を渡った元の大軍は

まず見助のいる対馬を攻撃する。

🤡「対馬って、

そんなに大きい島

じゃないよね?

日本の軍でも

勝てない様な大軍だと、

対馬はひとたまりも

無いんじゃない?」

そう、ハッキリ言って、

虐殺

だった。

🤡「マジか…」

主だった港は全て

破壊・略奪され、

子供も老人も殺された。

若い女性は

左手に穴を開けられ、

縄を通されて大陸に送られ、

奴隷にされたらしい。

🤡「キツい…。

元寇の生々しい

凄惨さが、

描かれているんだね。

見助は無事だったの?」

見助は、あらかじめ作っておいた

隠れ家に潜んで難を逃れ、

壱岐経由で九州の小城に渡って、

対馬の惨状を報告する。

それでようやく鎌倉幕府

次の元の襲来に備えて、

博多に、

石築地(いしついじ)

を作らせるなど、

対応をし始めるんだ。

そこから後は史実の通りだよ。

🤡「史実の有名な話だけど、

一応ネタバレになるから伏せておくんだね」 

まとめ

  1. 帚木蓬生の小説「襲来」は元寇日蓮を題材にした話で、日蓮の従者・見助が主人公
  2. 見助が徒歩と船で安房から対馬まで移動する。旅日記の一面も。
  3. 対馬の住民が皆殺しになったり元寇の凄惨さも描かれている。

さて今日はこの辺にしたいと思います。

🤡「それでは、さようなら〜!」

最後まで読んでくれて、

ありがとうございます!