【いとうせいこう「想像ラジオ」感想】東日本大震災の死者のラジオDJが、同じ死者に語りかける話?

2021年2月4日

こんにちは〜!

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

東北の方は台風で大変な事に

なってる様ですね。

今日の岡山はもう秋が来たかの様な、

涼しくて穏やかな天気でした。

さて今日は小説のレビューになります。

いとうせいこう

「想像ラジオ」

という本。

「想像ラジオ」はどんな本?

東日本大震災で死んだ人が

ラジオのDJを始めて、

リスナーもみんな死者という話。

存在が曖昧なために、

死者の視聴者が

簡単にラジオに

参加出来る

という空気のラジオの会話で始まります。

語り手が何回か変わって、

(例えば、旅館に泊まっていた男性が、

地震の後いなくなってしまった

同僚を探しに、

旅館の延々と下に続く

螺旋状の謎の廊下を歩くのを

実況する、とか)

いずれの人も

死者と話す

様な体験をしています。

もしくは死者を慰める様な。

どういう理屈かは細かくは

あまり語られてないのですが、

生者とと死者が対話を図ろうとする所に、

もしくは生者と死者がどうにか話をした、

会いたい、

という気持ちが人間の温かさを

感じさせる。

そういう話だと思っています。