【司馬遼太郎「翔ぶが如く」感想】全10巻を読み終えるのに半年かかる!?「」も改行も少ないけど征韓論や西南戦争について知りたい人にオススメ!

2021年9月7日

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こんにちは〜! 

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

司馬遼太郎

翔ぶが如く」全10巻、

ようやく読み終えました😅

今日はこの小説についての感想を

記事にしたいと思います。

この記事、

「『翔ぶが如く』って

全部で10巻もあるけど、

どれくらい時間かかる?

難しい?」

という人が読んでくれると思うんですが、

正直、読むのに覚悟が

要る小説です😅

難しいです😅

半年間、他の本は

読めないので、

気をつけてください😅

明治時代の西郷隆盛

大久保利通らと、

征韓論西南戦争

題材にした小説。

まずは、

この小説を読む事の

「しんどさ」

から説明します。

「翔ぶが如く」全10巻を読むのに半年かかる?

「翔ぶが如く」を

読み始めたのは

2017年3月。

読み終えたのは、

2017年8月。

 ほぼ半年、

かかっちゃい

ました😅💥

こんなに長く一つの作品を読んだのは

初めてかも。

翔ぶが如く」全10巻を読み終わり、

今、長いトンネルを

抜けた様な気分。

ラソンの様に長く、

しんどい道のりでした。

「ああ〜終わったなあ〜。

寂しい!」

とも、

「これで久々に

別の本が読める!

嬉しい!」

とも複雑な気分。

間に何か他の本を

挟みたかったですが、

間隔が空くと

翔ぶが如く」も

他の本の内容も、

忘れそうでした😅

「翔ぶが如く」は「」がなくて難しい?会話が少ない?

読む前から覚悟していたとはいえ、

全10巻を読み切るのはしんどかったです。

「何がしんどかった?」

って?

えっとね、

「」のある会話が

あまりなかった。

これに尽きます😅

もし、これから読む人が

この記事を読んでくれていたら、

「」が無くて、

いろいろな事に

対する説明ばかり。

しかも文が

なかなか改行されず、

ギッシリ詰められてる。

なおかつ登場人物が

やたら多くて

把握しづらい。

そんな小説だという事を

強調しておきます😅

覚悟が

要りますよ〜(笑)

逆に司馬遼太郎さんは、

この本を書くのに

4年を費やした。

かなり調べて書いた

小説だと思うので、

司馬さんにも

「お疲れさまでした」

と言いたいです。

 池波正太郎

真田太平記」は

全部で12巻

ありましたが、

あちらは1ヶ月も

かからず、

読み終えました。

では「翔ぶが如く」と、

真田太平記」では

何が違うのか?

その違いが、

翔ぶが如く

の難しい所。

これから説明します。

翔ぶが如く」は誰を中心にした話?

この話は、

西郷隆盛、

大久保利通、

人斬り半次郎」として

名を馳せた桐野利秋

警視庁を作った川路利良

など薩摩出身の人逹と

明治政府

中心にした小説。

川路利良は作中では

「としなが」、

wikipediaで調べたら、

「としよし」と読む事に

なっています)

「主人公」ではなく

「中心」と書きましたが、

この小説に主人公と言っていい

人物はいないと思います。

というのも、

登場人物が

すごく多い!

普通に歴史に

触れただけでは、

まず出会う事の

無い様な人物

がたくさん出てきます。

さらに言うなら、

みんながみんな、

すごい人物でもないんです。

僕は最初「翔ぶが如く」が、

西郷隆盛

大久保利通

主人公の小説」

と聞いた時、

「じゃあ西郷隆盛

大久保利通の、

幼少期から話が

始まったりするの?」

と思いましたが、そうではなく、

明治時代から始まります。

ただの西郷隆盛大久保利通

人物譚ではないんです。

征韓論とは?どんな対立があった?

 「翔ぶが如く」には、

3つの主題があると

僕は思ってます。

征韓論についての

論争と西郷隆盛の下野

台湾征伐(征台)と

それに関しての清との交渉

西南戦争

この3つの事件について

書いてあります。

その中で、

征韓論

に付いての部分をこの記事では

取り上げようと思います。

征韓論って何?」

と言われると、

その名の通り、

韓国を攻めよう

という意見。

征韓論を推進する派閥と、

反対派に分かれ、

対立が起こりました。

推進派の西郷が言うには、

「自分は今の明治政府

もうやる事がない。

私を大将にしてもらい、

革命が終わって

不要になった

不平士族を率い、

韓国に攻め入り

戦場で死にたい」

という考え方。

明治政府が出した廃刀令により、

職を失った士族(武士)が

たくさんいたのです。

征韓論はそんな

職がなく不平を持った

士族に

兵士としての仕事を

与える良い作戦では

ありました。

一方で大久保利通ら反対派は、

「たとえ韓国を取っても、

その後、欧米列強が

干渉してきて、

折角取った領土を

再び返す事に

なるかもしれない。

何の意味も無く

損害しかない」

という、

「韓国を取っても

何の利益がない

可能性が高い」

という考え方。

この意見の違いで推進派と

反対派が対決する。

「なぜ、こんなに

意見が違ってくる?」

と言われると、

ヨーロッパに

外遊した経験が

あるかないかの違い。

反対派は外遊経験があるけど、

推進派は無い。

実際に海外で勉強した

経験があるかないかで、

海外に攻め入る考え方に

違いが出てくるのは、

何となく分かります。

とにかく、いろいろと裏で

攻防があった上で、

反対派が勝利。

その結果、西郷隆盛

鹿児島に帰ってしまいます。

この後、

「薩摩の西郷隆盛

同時に立ってくれる!」

 という希望的観測を、

持った江藤新平

佐賀の乱を起こします。

佐賀で不平士族を集めて

乱を起こしますが、

西郷隆盛ら薩摩が

決起しなかったことにより、

乱は全ての権力を掌握した

大久保利通に鎮圧されます。

江藤新平

梟首(さらし首)

という、

もはやこの時期には

無かった極刑

になりました。

「新政府に逆らう者は

許さない、

たとえ親友の西郷で

あっても」

という大久保の

見せしめの行為でした。

「自分が作った

明治政府のシステムを、

何としても守ってみせる」

と言う大久保の決意が分かります。

話は変わりますが、

征韓論」は

歴史の教科書では、

ほんの数行で

片付けられてますよね?

翔ぶが如く」では細かく書かれて、

流れが分かりやすく面白いです。 

情報量がすごく、

明治政府について知識が

しっかり付いてきます。

 西南戦争で西郷隆盛と戦った大久保利通と川路利良の思いに感動?

この辺りはただの感想なんですが、  

西南戦争の話が、

10巻の終わりの方まで

続きます。

西南戦争の最後に、

西郷隆盛が城山で死に、

その直後に大久保利通

暗殺されます。

警視庁を作った川路利良

その少し後位に死にます。

文中にもありましたが、

互いの屍を重ねる様に

死んでいった。

上手い事説明できないのですが、

維新という大業を成し遂げ、

官賊に別れて戦い、

最後西郷隆盛が死んだ時、

大久保利通川路利良

「西郷を

殺したのは

オレだ😢」

と思って悔やんだそうです。

最後は敵味方に分かれて

戦いましたが、

同じ薩摩の仲間で

薩摩藩を倒幕に押し立て、

戊辰戦争を戦い

明治政府を立ち上げた仲間。

政治的に敵に回さざるを

得ませんでしたが、

本当は仲間と思ってた

西郷と戦いたくなかった。

なんでしょう、

本当に上手く書けませんが、

「翔ぶが如く」の登場人物の皆さんに、

「お疲れさま

でした!」

と言いたい気持ちです。

上から目線で

偉そうでしょうか?😅

 でも僕も半年間あなた達を

見守り続けて疲れました。

まとめ

  1. 翔ぶが如く」全10巻を読むのに半年かかる
  2. 「」をほとんど使わない。文がギッシリ詰められて登場人物も多く、難しい。
  3. 明治時代の西郷隆盛大久保利通桐野利秋川路利良を中心にした小説
  4. 征韓論について詳しく書いてあり、よく理解できる。
  5. 仲間だった西郷隆盛をしに追いやってしまった大久保利通川路利良の涙に感動

 こんな感じにまとまりました。

これからまた気楽に本を

一冊一冊読んでいく生活に戻ります。

1冊を読むのに手こずり、

図書館の返却期限の

2週間に

ギリギリになった事も

ありました😅

今となっては

良い思い出(笑)

本のレビューの記事も

また書いていきますので、

よろしくお願いします。

それでは、今日はこの辺で。

読んでくれてありがとうございます!

おやすみなさい!