【薩摩をかわす?幕府の存続はムリ?】徳川慶喜が大政奉還をした理由は?
こんにちは〜!
カワタツです!
🤡「どーも!
デルピエロです!」
大河ドラマ「青天を衝け」、
面白かったよね!
🤡「草彅剛さん演じる、
徳川慶喜が良かったね!」
そうだったね!
🤡「ただ、
なぜ徳川慶喜が、
大政奉還をしたのか?
という理由については、
よく分からないままなんだよね」
じゃあ今日は、
それについて説明します!
🤡「え?
説明できるの?
難しくない?」
家近良樹さんの「徳川慶喜」を読んで、
だいたい分かったので、
この本の内容を噛み砕いて説明します!
噛み砕いて説明するので、
僕の理解が違ってて、
間違ってる部分もあると思います!
必ずしも正しい内容とは限らない事を、
ご了承ください!
目次
徳川慶喜が大政奉還を行うまでの経緯は?

まず慶喜が大政奉還を行うまでの、
経緯を説明します。
これを説明する事で、
1つ慶喜が大政奉還を行った理由が、
出てくるかも。
🤡「マジですか!」
まず慶喜が事実上、
将軍に就任した辺りから、
薩摩藩が長州と組んで、
武力倒幕を行おうと企む。
🤡「慶喜と幕府を、
戦争で倒そうとしてたのか」
そう。
そして土佐の後藤象二郎が、
武力倒幕を回避させるため、
朝廷に体制を奉還する建白書を、
提出しようと考えた。
🤡「出た!
土佐藩が大政奉還を提案したのか!」
そう。
そして土佐藩は薩摩藩にそれを相談し、
薩摩藩はそれを承諾した。
🤡「あれ?
薩摩は大政奉還はOKなの?
大政奉還OKなら、
武力倒幕はできなくなるんじゃない?」
幕府と慶喜が政治の実権を持っているから、
世の中うまくいってない!
というのが薩摩の主張だよね。
幕府が政治の実権を持ってなければ、
薩摩が幕府を攻める理由が、
なくなるわけだ。
🤡「そうだよね。
振り上げた拳の行き場がないというか、
肩透かしというか」
そして、
慶喜は、
土佐藩からの建白書を受け入れ、
大政を朝廷に奉還した。
🤡「なるほど。
これで、
この時点では薩摩・長州は、
武力で幕府を攻撃する事が、
できなかったわけだ」
そう。
つまりは慶喜が大政奉還をした、
理由の1つは、
薩摩・長州からの、
武力で攻められるのを、
かわすため
だと言える。
🤡「なんか、
そう考えると、
慶喜のうまさを感じるな」
他にも、
慶喜が大政奉還を行った理由。
というか大政奉還を行えた理由
なんですが、
それを見ていきます!
理由その2:慶喜が孤独な将軍だったから?

まず1つは、
慶喜が「孤独な将軍」だったという事。
🤡「孤独な将軍?
幕府内では仲間がたくさんいるでしょ?」
実はそうでもなくて、
慶喜は幕府内にも、
敵が多かったんだ😅
🤡「え?
そうなの?」
慶喜は新しい事を取り入れる人だったから、
古い慣習を重んじる幕臣には嫌われてた。
🤡「そうなのか。
将軍なのに」
将軍になったのも、
大政奉還を行う少し前くらいだしね。
それに慶喜の政治基盤は京都にあった。
それはともかく、
慶喜が孤独な将軍であったがゆえに、
皮肉なことに、
大政奉還を決断し、
間髪を入れず、
実行できたことである。
もし彼が衆議を重視する、
調整型の将軍であったなら、
容易に結論を得られず、
大政奉還は成し得なかったであろう。
家近良樹「徳川慶喜」P211
という事らしい。
🤡「え?
大政奉還を決めてから、
大名や幕臣に説明したの?
それって大丈夫?
独裁じゃない?」
そこら辺、
幕臣などもスンナリとは、
飲まなかったんだけど、
そこら辺は家近良樹さんの、
「徳川慶喜」を読んでみてください😅
とにかく、
慶喜が大政奉還を行えた理由その2は、
慶喜が孤独な将軍で、
大名や幕臣と審議せずに、
決断できたから。
理由その3:幕府の存続が難しい事が分かってたから?

理由その3は、
幕府の存続が難しい事が、
慶喜にも分かっていたから。
🤡「やはり自分でも、
幕府を続けるのは難しいと、
分かってたのか」
そう。
少数意見だけど、
幕府の存続が難しい事は、
大久保一翁(いちおう)や、
阿部正外(まさと)、
そして慶喜の父、
徳川斉昭(なりあき)も、
言っていたらしい。
🤡「幕府内でも、
幕府の存続が難しい事は、
分かっていたんだな。
それならここで政権を返してしまえ!
と思い切ったのかな?」
そんな感じかもね。
というわけで、
幕府の存続が難しいから、
慶喜は思い切って大政奉還を決断した。
という理由もありそうです!
理由その4:幕府の実力が低下してたから?

理由その4は理由その3と似てるんだけど、
幕府の実力が低下したから。
らしい。
🤡「まあ何となくは、
この辺の歴史を知ってれば、
分かるけど、
具体的には?」
慶喜はこんな事を言ってたらしい。
「もう幕府の武力で、
諸大名を抑えるのは無理だわ〜」
「このまま持ちこたえるのは無理があるよ」
ちょっと緩くし過ぎかもしれないけど、
こんな感じの事を慶喜は言ってたらしい。
🤡「つまり慶喜は、
もう幕府が諸大名の上に、
君臨する事はできない
事が分かっていたんだね」
そう。
このまま薩摩と戦争して負けて、
政権を取られる位なら、
今のうちに政権を返上してしまえ!
という気持ちだったんだと思うよ。
🤡「なるほど」
というわけで、
慶喜が大政奉還をした理由その4は、
幕府が諸大名の上に君臨する、
実力がもうなかったから。
🤡「取られるくらいなら、
今のうちに自分で返す!
って感じだったんだな」
理由その5:慶喜の新政府要職就任が約束されていたから?

理由その5は、
慶喜の新政府要職就任が、
約束されていたから。
🤡「そうなの?」
というか慶喜は、
誰がみても優秀な政治家
という評価だったらしい。
🤡「そうなのか」
朝廷や諸藩間に、
慶喜以上の人材がそうはいなかった
(皆無に近かった)
家近良樹「徳川慶喜」P213
慶喜ほどの政治家は、
他にいなかったみたいです。
🤡「それなら自分が、
新政府に入る見込みも立つわな」
まあ、実際はそうはならなかったから、
ピンと来ないかもしれないけど😅
とにかく、
慶喜が大政奉還をした理由その5は、
慶喜が新政府で要職に就ける、
見込みがあったから。
慶喜ほどの政治家は他にいなかった。
徳川慶喜が大政奉還をした理由まとめ
- 薩摩の武力倒幕を、政権を返上する事でかわすため。
- 慶喜が孤独な将軍だったため、諸侯や幕臣と相談せずに大政奉還を決断する事ができた。
- すでに幕府の存続が難しい事が分かっていたから。
- 幕府に諸大名を抑えつける力がない事が分かっていた。
- 自分が新政府の要職に就ける見込みがあった。由伸ほどの政治家はどこにもいなかった。
もしかしたら、
思っていた感じとは、
違った結論になってしまってるかも😅
🤡「推測も多少は入ってます!
すいません!」
今回参考にした、
家近良樹さんの「徳川慶喜」、
あなたも読んでみてください!
🤡「慶喜がどんな事をしてきたのか、
ドラマよりも詳しくわかりますよ!」
それでは今日はこの辺で失礼します!
🤡「さようなら〜!」
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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