【元木泰雄「源頼朝」感想】池禅尼に助命された話と、富士川合戦で平氏が潰走した話には裏側がある?

2021年3月22日

こんにちは〜!

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

今日は歴史の本のレビューです。

元木泰雄さん

源頼朝

って本を読みました。

タイトルそのままで、

源頼朝の事を

書いてある本

池禅尼の頼朝助命や、

富士川合戦での平氏の潰走など、

「頼朝に関する

有名な事件の裏側」

が書いてあります。

源頼朝の真実が知りたい!

という人にオススメ!

2022年の大河ドラマ、

「鎌倉殿の13人」の予習にも、

なるかもしれません!

池禅尼が頼朝の助命を懇願したのは、誰かが圧力をかけたから?

源義朝平治の乱

後に殺され、

頼朝が平氏に捕まり、

平清盛の母・池禅尼

懇願して助命された」

っていう有名な逸話がありますよね?

これには裏があります。

かつて頼朝が蔵人として

使えた上西門院が、

頼朝母の弟で、

頼朝配流の際、

手厚い支援を行った、

園城寺の僧・祐範や、

その姉妹で上西門院の

姉妹だった

千秋尼を通じて、

池禅尼に圧力を加えた

らしいです。

池禅尼が憐憫の思いを込めたのが、

最低でも100%ではなかったのが

残念ですが、

「頼朝を助ける様に、

清盛に言わないと、

××するぞ!」

みたいな脅しが、

池禅尼にかけられたんですかね?

××が何だったのかは

分かりません。

清盛も、

「これは上西門院に

恩を売る、

絶好のチャンス!」

と思い、

助命に応じたらしいです。

上西門院って男にしろ女にしろ、

多分公家だと思うんですが、

公家の機嫌を取っておけば、

後で政治的に利用できそう。

ただ結果的には、

ご存知の通り、

清盛の一族は頼朝によって、

滅亡する羽目になる

んですよね〜。

選択を間違えましたね。

頼朝をここで殺しておいた方が良かった。

さらにもう一つ。

富士川の合戦で水鳥の羽音で平氏の大軍が潰走したのは理由がある?

先程の時代から時間が経ち、

頼朝が挙兵し東国の兵を率いて、

兵士の大軍と富士川で、

対峙した時のこと。

富士川合戦の時、

平氏軍が、

源氏の勇猛さに

怖気付き、

水鳥の羽音に驚き、

戦わずして、

潰走した」

という話。

これにも裏側がある様です。

 平氏の軍制は精強な家人が一撃を加え、

ついで官軍が相当する事に、

なっていました。

しかし、これは失敗

頼朝軍が数万に膨張し、

波多野義常や大庭景親の様な、

反乱当初勇敢に戦った、

東国の平氏家人たちが全滅。

想定外の敗北でした。

これが平氏の兵士達の

士気を削いで、

逆に勢い付いた

頼朝の大軍にビビって、

水鳥の羽音を

源氏の大軍の足音だと思い、

平氏の兵士は逃げ出した。

さらに総大将の平維盛

戦場到着が遅れ、

これが鉢田合戦など、

平氏家人の各個撃破の原因と

されています。

戦力を小出しにするのは、

良くないんですよね。

なるべく大群で、

なるべく小さい相手に当たる方が、

効果的。

遅延の原因は侍大将の伊藤忠清が、

陰陽道の悪日とされる、

「十死一生日」に

出立する事を拒んだ事。

「縁起が悪いから、

この日は出発するのは

やめとこうぜ」

みたいな気分だったんですね😅

さらにこれにより

維盛と軋轢が生じて負けた。

この不和が全軍に伝わったんですかね?

さらには出立日などを気にかけるほど、

平氏軍は東国情勢を

楽観視していた。

楽観視してたから、

いざ戦場で、

向かい合ってみると、

思ってた以上に、

敵が大軍で強そう。

ビビってしまって

兵が潰走した。

という事なんでしょうね。

まとめ

  • 源頼朝が平清盛の母・池禅尼の懇願で助命されたのは、頼朝が仕えていた上西門院が池禅尼に圧力をかけたから
  • 富士川合戦で兵士が水鳥の羽音を聞いて潰走したのは、頼朝の反乱当初、勇敢に戦った東国の兵士が全滅し、これは想定外の敗北。数万人に膨張した頼朝の大群に恐れをなして逃走した。

元木泰雄さんの本は、

これも面白かったです。

それでは今日はこの辺で!