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【童門冬二「上杉鷹山」あらすじと感想】どんな人?保守派と戦う過酷な道のり?米沢藩の財政改革は楽じゃない!

2023年3月15日

こんにちは〜!

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

🤡「どーも!

デルピエロです!」

今日は歴史小説を紹介します!

🤡「おっ!

歴史小説が続くねえ!」

「千里をゆけ」みたいな新しい小説じゃなく、

古い物を紹介するんだけどね。

童門冬二(どうもんふゆじ)さんの、

「上杉鷹山」。

🤡「ん〜?

読み方はどう読むんだっけ?」

うえすぎようざん。

🤡「そうだ!

ようざんだ!」

🤡「上杉鷹山といえば、

山形県の米沢へ行った時、

銅像があったな」

そう、

米沢藩の財政再建改革を行った事で有名な、

上杉鷹山の小説だ。

上杉鷹山について、

小説で分かりやすく知りたい人、

山形県米沢市の歴史について知りたい人、

鷹山の財政再建改革の、

方法について知りたい人、

政治家を志してる人、

などなどオススメです!

鷹山はアメリカ大統領にも、

尊敬されてました!

上杉鷹山とは、どんな人?

🤡「ところで上杉鷹山って、

米沢藩の財政再建改革で有名だけど、

他の藩にも、財政を再建させた人って、

いるじゃん?

なぜ鷹山だけが有名なのかね?」

上杉家は特別なんだよ。

上杉家が越後、会津と転封になり、

関ヶ原の戦いの後、

米沢に転封になったのは知ってるよね?

🤡「関ヶ原の時、

石田三成側に付いたからだよな。

それがどうしたの?」

新潟県もしくは福島県を、

丸々持ってたんだよ?

その後、米沢という、

小さな土地をもらっただけ。

領地は1/4に減った。

しかも家臣は1人として減らしてない。

🤡「え?

それで家臣みんなに給料渡せるの?」

そこなのよ😅

それで財政が厳しくなって、

借金が増えていく😅

🤡「ぎえええええ」

米沢藩の5代目藩主綱憲(つなのり)は、

忠臣蔵で有名な吉良上野介の息子。

綱憲の時代、上野介が藩政に口出しし、

「藩士の給料をケチるな!」

みたいに言った。

🤡「それで借金がさらに増えていくわけ?」

その通り!

🤡「ヤバいよヤバいよ米沢藩!」

出川だ〜(笑)

そこで日向高鍋から養子に来た、

鷹山こと治憲(はるのり)が、

改革に乗り出すわけだ。

🤡「おっ良かった。

これで財政が良くなるんだね」

そうなんだけど、

口で言うほど、

簡単ではなかった。

僕も「上杉鷹山」を読む前は、

もっとスンナリ改革が進んだんだと思ってた。

🤡「え?」

改革は楽じゃない?保守派と戦う?

🤡「治憲の改革、

うまく進まなかったの?」

治憲は、

着る物を安い物にしたり、

米以外の産業を育てたり、

それを武士にもやらせようとした。

🤡「そこに何か問題があるの?」

大アリだ。

まず着る物を安いものにすると、

贅沢に慣れた保守派の家臣達に、

陰口を叩かれたり、

畑を作っても潰されたりした。

🤡「陰湿〜!」

「今までのやり方で回ってたんだから、

これで良いじゃないか」

と言う保守派の家臣や重役達が、

たくさんいたんだね。

🤡「頭の固い人達がいるんだね」

「いる」というか、

「めちゃくちゃ沢山いる」だな。

なんせ100年以上、

やり方を変えてないんだからね。

🤡「ウンザリする🌀」

また農業や産業を武士にもやらせる所で、

「農民がやる事を武士にもやらせる気か!」

というブーイングが出た😅

🤡「イライラ…!

ちょっと米沢の人達を殴ってくるわ!」

やめろ!

新幹線代がかかる!

まあコレは士農工商の身分制度を、

覆しそうな方策だったんだけど、

上杉鷹山(治憲)も、

この保守派を相手にするイライラと、

戦ってたわけだ。

🤡「鷹山の気持ちが分かってくるな」

山形県米沢市上杉神社の上杉鷹山の銅像

しかし上杉鷹山はやり遂げた。

保守派中心の家臣の中では、

冷や飯を食ってきた、

優秀な人間を採用し、

民と家臣を愛し、

米沢の土地を豊かにした。

アメリカのケネディ元大統領が、

「好きな日本人は?」と聞かれ、

「上杉鷹山」と答えた事もあるらしいね。

🤡「マジかよ」

そんなわけで、

米沢藩の財政再建のため、

保守派と戦う過酷な道を歩き、

民を愛し愛され米沢を豊かにした、

上杉鷹山について知ってもらいたいです。

上杉鷹山はアメリカ大統領ケネディに尊敬されてた?

🤡「ちょっ、ちょっと待てよ!」

ん?

今更キムタク?

どうした?

🤡「アメリカ大統領ケネディが、

上杉鷹山を好きだったって話、

気になるんだけど」

ああ、じゃあ「上杉鷹山」の小説から、

引用して説明しようか。

ジョン・F・ケネディは知ってる?

🤡「1961年から1963年まで在任した、

アメリカ大統領だよね。

案外短いな」

そう、そのジョン・F・ケネディが、

日本人記者団と会見して、

「あなたが最も尊敬する日本人は誰ですか?」

と質問された事がある。

その時ケネディは即座に、

「ウエスギヨウザンです」

と答えたという。

小説「上杉鷹山」下巻300ページ

🤡「アメリカ大統領に尊敬されるって、

すごいよね」

皮肉な事に、

そこにいた日本人記者は、

鷹山を全く知らなかったらしいんだけど😅

ケネディは日本の政治家として、

何より国民の幸福を考え、

民主的に政治を行い、

そして「政治家は潔癖でなければならない」

といって、その日常生活を、

文字通り一汁一菜、

木綿の着物で通した鷹山の姿に、

自分の理想とする政治家の姿を

見たのである。

小説「上杉鷹山」下巻301ページ

🤡「上杉鷹山は政治家のあるべき姿だと、

ケネディが参考にしたわけだね」

ケネディが上杉鷹山を知ってるのは、

内村鑑三が英訳した「伝国の辞」を、

読んだからだと言われてる。

🤡「とにかく鷹山は、

政治家の見本とすべき姿なんだな」

そう、

この小説「上杉鷹山」は、

政治家の教科書かも?

🤡「それはちょっと、

言い過ぎかもしれないけど、

政治家を志す皆さんは、

「上杉鷹山」を読んでみてください!」

まとめ

  • 越後・会津から米沢へ領地を1/4に減らされた江戸時代の上杉家は借金まみれ。上杉鷹山(治憲)はこの米沢藩上杉家に養子に入り藩主となり財政再建に努めた。
  • 保守派の家臣・重役と対立して、陰口や嫌がらせをされたり上杉鷹山の改革は容易ではなかった。小説「上杉鷹山」では、その鷹山の過酷な道のりを描いてる。
  • 上杉鷹山はアメリカ大統領ジョン・F・ケネディに「政治家のあるべき姿」と尊敬された。

感想

🤡「カワタツは『上杉鷹山』を読んで、

どうだった?」

こないだ米沢に行って、

上杉鷹山と言う人が具体的に、

どう言う人だったのか気になって読んだ。

鷹山がか企画を進めても、

最初は心を開いてくれなかった、

家臣や農民、商人達米沢の人が、

鷹山らが泥臭く改革を進めるに連れて、

心を開いていくのが良かったね。

🤡「ふむふむ」

あと、鷹山と共に改革を進めていた、

鷹山が信用してた家老が、

腐って賄賂を受け取ったりする様になるのも、

面白かったね😅

🤡「そこが面白いと言うのは、

少しゲスいな」

それでは今日はこの辺で失礼します!

🤡「さようなら〜!」

最後まで読んでくれて、

ありがとうございます!

🤡「でも僕も上杉鷹山が気になるから、

近くの丸善にあるかどうか、

hontoで在庫検索しようかな〜!」

なかったらネットで取り寄せて、

丸善の店舗で受け取れば良いね!

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