【昔の岡山の姿を知りたい人へ!】倉地克直「江戸時代の瀬戸内海交通」
こんにちは〜!
カワタツ( @TKkidd_mbht )です!
🤡「どーも!
デルピエロです!」
ねえ。
我々、岡山県民だけれども、
🤡「そうだな」
🤡「昔の岡山の本といえば、
こんなのも読んでたよね。
それがどうした?」
昔の岡山の姿、知りたい?
🤡「そりゃあ、
自分の住んでる県の昔の姿って、
どうしても興味がわくだろ」
そうだよね。
というわけで今日は、
江戸時代の岡山の
海運・物流
について書かれた本のレビューです!
🤡「ん?
海運・物流?
これで昔の岡山の姿が分かるの?」
本を読む事で、
今はただの住宅地のような場所に、
大きな港があった事が、
わかってくるんだよね。
🤡「今は寂れたけど、
昔は大きな街だった所か。
岡山にも、そんな所あるんだな」
とにかく紹介しよう。

江戸時代の
瀬戸内海交通
という本を紹介します。
岡山県の海や川に近い町の、
江戸時代の頃の姿を、
昔の岡山の姿を、
知りたい人は是非読んでください!
目次
江戸時代の岡山の海運・物流を書いた本?
🤡「江戸時代の瀬戸内海や岡山の、
海運・物流の話と聞いたけど、
具体的には?」
「御留帳御船手」(おとめちょうおふなて)
という岡山藩の瀬戸内海交通が、
記録された文書がある。
🤡「『御船手』って?」
岡山藩の海事行政を司る、
お役所だよ。
🤡「どういう船がいくつ、
岡山の近くの海を行き交ってたか、
それを記録した感じ?」
そんな感じ。
その中で海難事故から、
海運・物流について説明してある。
🤡「海難事故から?
なぜ?」
多分、何の問題もなく、
積荷を届けられた船や荷物に関しては、
記録に残ってないんだと思う。
🤡「海難事故を起こした船だったら、
どこの藩の船で、
どこの藩の荷物を積んで、
どこに届けるのか?
荷物は何がどれぐらいあったのか?
が記録に残ってるわけか」
その通り。
まあ海難事故の事例ばかりだから、
想像するのが難しくて、
読むのに時間かかったけど😅
🤡「船はあまり乗らないから、
ピンとこないよね。
でも、この手のガチ歴史本は、
読むのに時間がかかるのは、
仕方ないよね」
昔の岡山の姿を知りたい人にオススメ?
🤡「『江戸時代の瀬戸内海交通』、
岡山の昔の姿を、
イメージできるんだよね?」
その通り。
「江戸時代の瀬戸内海交通」は、
海運・水運の本。
そして江戸時代の物流のメインは、
水運だった。
今は廃れたけど、
昔は栄えていただろう、
港町なんかも名前が出てくる。
🤡「今とは違って、
海や川に面した町が栄えていたんだな」
そういう事。
例えば、西大寺の南にある、
金岡って所知ってる?
🤡「僕も岡山市東区の人間だから、
名前は聞いた事あるけど、
そこが昔は栄えた港だったって事?」
そういう事。
🤡「今じゃタダの住宅街だよね」
そうなんだが、
江戸時代の金岡村、
大坂まで行ける様な大きな船を、
持ってる商人がいて、
金沢藩から西回り航路で大坂へ米を運ぶ船を、
備前ではズバ抜けた一番手で、
引き受けてたらしいんだよね。
🤡「へえ、あの住宅街が!
でも吉井川沿いの街だし、
昔は海が金岡に近い所まで、
迫ってたのかもしれないし、
水運メインの時代に、
栄える条件は揃ってるね」
そういう事。
備前でいえば金岡の他に、
西大寺や片上も、
今よりずっと栄えてたみたいだし、
備中だったら下津井、玉島、連島も、
港町として栄えてたみたいだ。
🤡「そこら辺は良く聞くなあ。
玉島から船に乗って下津井を経由して、
対岸の丸亀とかに渡って、
金比羅山にお参りしてたんだよね」
とにかく、そんな感じの事が書いてあります。
岡山の海や川に近い街の、
昔の姿を知りたい人、お試しあれ!
ちなみに同じ様な、
今は住宅地になった港で、
三蟠(さんばん)という港がありますが、
岡山市内から三蟠まで伸びてた、
三蟠鉄道の廃線跡について、
この記事に書いてます!
🤡「良かったら読んでみてください!」
作者の倉地克直さんは、どんな本を出してる?
🤡「しかし気になる事があるんだけど」
何かな?
🤡「『江戸時代の瀬戸内海交通』を書いた、
倉地克直さん、
岡山の本を書いてるって事は、
岡山の人なの?」
岡山大学の教授さんみたいだね。
🤡「そういう事か。
じゃあ他にも昔の岡山に関する本を、
出してるの?」
池田光政や綱政など、
岡山藩主の本を出してるみたいだね。
🤡「気になるな!」
ただどちらも3000円近い値段がするので、
読むのには覚悟がいるかも😅
🤡「池田光政の本なら、
カワタツも読んでたね!」
これも面白かったね〜!
まとめ
- 岡山藩の「御留帳御船手」の海難事故の記録にどこの藩の船がどこの荷物を積み、どこへ何をどれ位運んだか?など江戸時代の海運・物流を具体的に説明してある。
- 岡山の海や川に近い町の海運メインの江戸時代の姿を、「江戸時代の瀬戸内海交通」を読む事でイメージする事ができる
感想
まあ感想と言っても、
2つ目の見出しの通り、
岡山の昔の姿をイメージ出来て良かった。
🤡「町の見方が変わるなあ〜」
古い港町を片っ端から行ってみようか?
🤡「こないだ牛窓にも行ってたよね」
郡とか小串とか、
今ではなかなか行かない様な地名も、
よく出てきたなあ。
それでは今日はこの辺で失礼します!
🤡「さようなら〜!」
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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