「黄土館の殺人」感想!崖に囲まれた4つの塔の館!地震と殺人!
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/7287/9784065347287_1_4.jpg?_ex=400x400)
こんにちは!
阿津川辰海さんの
「黄土館の殺人」
(こうどかんのさつじん)の
感想(レビュー)
を書いていきます!
この本を読もうか迷ってる人は
読んでみてください!
地震と殺人が同時に起こる
本格ミステリー小説?
四方を崖に囲まれ、
4つの塔が建つ館で、
芸術家一家を中心にした
クローズド・サークルの
連続殺人が起こる!
事件の全てを見抜いた探偵が
見抜けなかった事実?
唖然とする探偵!
目次
「黄土館の殺人」の読み方は「こうどかんのさつじん」?
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
「黄土館の殺人」って
なんて読むのかな?
最初にも書きましたが、
「こうどかんのさつじん」
ですね!
![](https://ebook-assets.dmm.com/digital/e-book/b900bkds57652/b900bkds57652pl.jpg)
表紙の真ん中あたりに、
「Murder of Koudokan」
と書いてありますよ!
「紅蓮館の殺人」「蒼海館の殺人」に続く館四十奏シリーズ3作目!
「黄土館の殺人」は、
「紅蓮館の殺人」
「蒼海館の殺人」の
館四重奏シリーズの続編です!
殺人と災害が同時に起こる
ミステリー小説のシリーズ!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
まだ上の2作を
読んだことがない人は、
そちらを先に読んだ方が
いいかも!
「紅蓮」「蒼海」を先に読んだ人は、
「黄土館」に期待してる人も
多いのではないでしょうか?
たびたび地震が起こる殺人?地震を利用したトリック?
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
という事は
「黄土館の殺人」という
タイトルからして、
「地」に関する
災害が起こるわけか!
そうです!
「黄土館の殺人」は
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2024/03/地震いらすとや.png)
地震がたびたび起きます!
- 地震で土砂崩れが起き、道が寸断される
- 地震でエレベーターなどが壊れる
- 地震を利用したトリックも?
など、
殺人と地震が同時に起きるわけですね!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_3141-e1660654610561.jpg)
こないだ能登半島で
地震があった
ばかりだよね〜!
能登半島地震への配慮も、
後書きにあります!
ただし、
地震を経験した方が
恐怖を覚える内容かどうかは、
私には分かりません。
これ以上は詳しく言えませんが
とにかく、
「黄土館の殺人」は
地震と殺人が同時に起こる
ミステリー小説です!
芸術家・土塔雷蔵が建てた、崖に覆われた4つの塔の建物が舞台!
阿津川辰海さんの
館四十奏といえば、
人里離れた館でのクローズドサークル
である事も面白さの一つなんですよね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
今回もそんな
人里離れた
館が舞台なの?
そう!
「黄土館の殺人」の舞台は、
四方を崖に囲まれた館。
荒土館(こうどかん)という
名前の館ですね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3129-e1658553154173.jpg)
「崖っぷちに立ってる」
とかじゃなくて、
館が崖の下なの?
それは意外となかった!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2024/04/28772919_s.jpg)
そう!
「ナイアガラの滝を
土に変えたような所に建ってる」
みたいな表現も作中にありました。
さらにこの館が特徴的なのは、
四隅に4つの塔が建ってる
という事ですね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3129-e1658553154173.jpg)
そんな館、
どんな人が建てたの?
天才芸術家・土塔雷蔵
という男ですね。
雷蔵には
- 1人の息子
- 3人の娘
がいて、
彼ら土塔家を中心にした
連続殺人が起きるわけですね。
娘3人はみんな何かの
芸術家でもあります。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3129-e1658553154173.jpg)
芸術家が作った
人里離れた変わった
館での
芸術家一家を
中心にした
連続殺人!
そんな感じです!
「黄土館の殺人」は
芸術家・土塔雷蔵が作った、
四方を崖に囲まれ、
4つの塔を持つ館、
荒土館が舞台!
芸術家一家を中心にした
連続殺人が起こる!
「蒼海館の殺人」の2年後?2人は大学生に?
そして館四十奏の主人公と言えば、
探偵・葛城輝義と
語り手のワトソン・田所信哉。
「蒼海館の殺人」から2年が経ち、
2人とも大学生になってます。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3129-e1658553154173.jpg)
えっ?
前作から
そんなに時間が
経ってるの?
高校生だった頃と違い、
2人が大人の振る舞いをするのも、
面白い所かもしれません!
館四十奏の探偵役・葛城と
語り手のワトソン役・田所が登場!
「蒼海館の殺人」から2年が経ち、
2人は大学生に!
探偵・葛城と語り手・田所が分断される?
そして2人と、
同級生の三谷は、
「紅蓮館の殺人」で登場した、
飛鳥井光流(あすかいひかる)に
招かれ、
荒土館を訪れる。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
前々作の
登場人物!
葛城のライバル!
同窓会みたいな雰囲気だけど😅、
飛鳥井は荒土館で
事件が起こりそうな
不気味な雰囲気を
感じとっていた。
そして地震による土砂崩れで、
飛鳥井・田所・三谷(館側)と
葛城(外側)が分断されてしまう。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3129-e1658553154173.jpg)
え!
探偵が事件の外側に
出されてしまうの?
そう!
探偵・葛城は荒土館の外にある
旅館に滞在し、
館で何が起こってるのかを
想像したりするわけですね。
そして荒土館では、
何人もの人が殺される
連続殺人が起こる。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/08/IMG_3141-e1660654610561.jpg)
これは…
葛城はどうするのかな?
とにかく、
地震からの土砂崩れで、
田所と葛城は分断され、
葛城は舞台から
締め出されてしまう!
事件のほぼ全てを見抜いた探偵も見抜けなかった真実?
ここから完全に
感想なんですが、
結果的に事件の全てを見抜いた、
探偵ですが、
(あえて「探偵」とだけ呼んでます)
ある事実だけを
見抜けなかったんですね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3129-e1658553154173.jpg)
すごい探偵なのに?
それは推理だけでは
絶対わからない事実なんですが、
全てを見抜いていたのに、
ここだけはどうしても見破れなくて、
唖然とする探偵。
ここの表現、
良かったですね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3129-e1658553154173.jpg)
どんな事実なのか、
気になるな!
真相まで読み進めた時の
楽しみにしておいてください!
最後に全てを見抜いた探偵が、
どうしても見抜けなかった
事実が出てくる!
そこで唖然とする探偵!
そこが良かった!
感想(評価)面白かった!読み応えがあった!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
それで、
「黄土館の殺人」、
面白かったの?
面白かったです!
いろいろな要素が複雑に絡み合う、
クローズド・サークルの連続殺人!
暗躍する「仮面の執事」と、
それによる不気味な雰囲気。
閉じ込められた田所・三谷を
心配する葛城と、
探偵なしで事件を解決しようとし、
未熟さを感じる田所。
心境がよく描かれてるのも
面白かったですね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
青春小説っぽい
側面も健在か!
というわけで
いろいろな要素が絡み合う、
クローズドサークルの連続殺人!
「仮面の執事」など
不気味な雰囲気もあり、
青春小説っぽさもあり、
面白かったです!
ぜひ読んでください!
![](https://www10.a8.net/0.gif?a8mat=3N3TUR+2HB32A+3CJQ+601S1)
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3N3TUR+2HB32A+3CJQ+69HAA)
阿津川辰海「黄土館の殺人」の感想・レビューまとめ
- 「黄土館の殺人」の読み方は「こうどかんのさつじん」!
- 「紅蓮館の殺人」「蒼海館の殺人」に次ぐ館四重奏シリーズの3作目!
- 地震と殺人が同時に起こるミステリー小説!
- 芸術家・土塔雷蔵が建てた四方を崖に囲まれ、4つの塔を持つ館・荒土館が舞台!芸術家一家を中心にした連続殺人が起こる!
- 館四十奏の探偵役・葛城と語り手のワトソン役・田所が今回も登場!
- 「蒼海館の殺人」から2年が経ち、2人は大学生に!
- しかし地震からの土砂崩れで、2人は分断され、葛城は舞台から締め出されてしまう!
- 最後に全てを見抜いた探偵が、どうしても見抜けなかった事実が出てくる!そこで唖然とする探偵!そこが良かった!
- いろいろな要素が絡み合うクローズドサークルの連続殺人!
- 「仮面の執事」など不気味な雰囲気もあり、青春小説っぽさもあり、面白かったです!
というわけで「黄土館の殺人」、
面白かったので
ぜひ読んでみてください!
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う〜ん、
でもまだちょっと
読むかどうか
判断しかねる…
そんな人はもしかしたら、
「黄土館の殺人」を
安く読めれば
ハードルも下がるのでは
ないでしょうか?
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3128-e1658555890832.jpg)
安く読めるの?
電子書籍になってしまうんですが、
なんと
90%OFF
で読めます!
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それでは今日はこの辺で失礼します!
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さようなら〜!!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!