周木律「WALL」の感想・評価!人間を消す壁が迫り日本滅亡の危機?
こんにちは!
![](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3194/9784041133194_1_6.jpg?_ex=400x400)
周木律さんの小説、
「WALL」
を読もうかどうか迷ってるあなた、
もしくは読む前に下調べしたいあなた!
この記事を読んでみてください!
「WALL」の評価と感想を、
面白い所、
つまらないと思うかもしれない所
を説明して書いてます!
WALLは、
- 日本が滅亡するようなパニックもの小説が好きな人
- 家族愛の物語が好きな人
- 後輩した日本を描いた小説が読みたい人
- メンタルが安定した状態の人
などにオススメです!
目次
「WALL」の面白い所は?
まず「WALL」の
面白い所から説明していきます!
- 人間を消す壁が東から迫る!日本滅亡の危機?
- 娘に会うために北海道から神戸に向かう父親の話も!
- 福島第一原発の危機に密着する新米記者!
という内容です!
人間が消す壁が東から迫る!日本滅亡の危機?
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「WALL」って
どんな小説なの?
あらすじを説明する感じになりますが、
日本の南北の距離より長い、
虹色の壁(ウォール)が
東から迫ってくるんですよ。
そして、
その壁に触れると、
人間だけが閃光を発して消えてしまう。
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え?
人間だけが消える?
そう!
犬とか猫とか魚とかは、
消えないようです!
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そんな壁が
東から迫ってくるって
壁が通った後の地域は
人が1人もいなくなって
壊滅しちゃう
ってこと?
そういう事です!?
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そんなの僕だったら、
日本のどこに住んでても
パニックになっちゃうな!
そう!
「WALL」は
壁が迫ってきてパニックになる日本人と、
それにより荒廃する日本を
描いた小説でもあります!
日本列島の南北の長さよりも長い
虹色の壁が日本に迫ってくる!
壁に触れると人間だけが消える!
壁によりパニックになる日本人と、
荒廃する日本を描いた小説!
娘に会うために北海道から神戸へ向かう父親の話も!
「WALL」、
三者の視点で進む物語なんですよね。
1人は、
物理学者の紺野雪子が
内閣府の北沢喬之に頼まれ、
壁を分析する一番本筋の話。
そしてもう1つは、
神戸から北海道の帯広に出張していた
システムエンジニア・尾田が、
娘に会いたい一心で
必死で神戸に戻る話。
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必死で?
そりゃ北海道から
神戸は遠いだろうけど、
「必死で」ってほどでは
ないんじゃないの?
飛行機や公共交通機関が
正常に動いてる状況ならね。
帯広など北海道の東部は、
日本の一番東側にあるわけだけど、
ウォールが東側から迫ってくるって事は、
北海道の東側から壊滅していくって
ことになる。
そうなると、
公共交通機関を動かしていた人達も
西へ逃げてしまい、
飛行機も電車も船もバスも
動かなくなってしまうんだ。
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え?
じゃあその尾田は
まともな交通機関がない
状態で
北海道から神戸へ向かう
ってこと?
そう!
ヒッチハイクや自転車でね?
尾田は道中で
人の心も生活も
荒れた様子を目にするんだけど、
出会った人達の善意に支えられ、
道を進んでいく。
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旅行記みたいな
側面もある?
そういう要素もあると思います!
神戸から北海道に出張していた尾田が
公共交通機関の途絶した北海道から
娘に会いたい一心で
神戸に向かう物語でもある!
出会った人々の善意に支えられ、
旅をする所が良いです!
福島第一原発の危機に密着する新米記者!
またさらに1つの視点として、
福島第一原発に密着する
新人記者の話
も描かれています!
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福島第一原発といえば、
言うまでもなく
東日本大震災での
原発事故だよね!
危ない臭いがする!
そう!
福島第一原発にも
壁が迫ってくるんですが、
福島第一原発の作業員まで
壁から避難していなくなってしまうと、
また放射能漏れの危機が
起こるかもしれない。
そんな状況で、
仙台の新米新聞記者・奏太は
危険をかえりみず、
福島第一原発に密着し
取材するんですね。
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え!
危険すぎるだろ!
何のために?
ちょっとそこの所は、
小説を読んでもらわないと
分かりづらいかもしれません?
必死で作業する作業員に
密着して取材したい。
そう言う純粋な気持ちから
くるものでしょうか。
周木律さんは
福島原発に関する小説も書いてるようで、
これも取り入れた感じでしょうか。
とにかく、
壁により放射能漏れの危機が迫る
福島原発の作業員に密着する、
新米新聞記者・奏太の視点もある!
「WALL」を「つまらない」と思うかもしれない所は?
次は、
「WALL」をつまらないと
思うかもしれない所
を説明します!
- ストレスのかかる小説!しんどいと思ってしまうかも?
- 結末があっさり?
という内容です!
ストレスがかかる小説!しんどいと思ってしまうかも?
「WALL」って、
日本が滅亡の危機に立たされる
パニック状態を描いた小説
なんですよね。
そのため、
読んでる人にも
結構ストレスを感じる小説
でもあります。
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読むのが
しんどい小説
ってこと?
そう!
例えば私がそうだったんですが、
仕事が忙しくて疲れてる時に読むと
結構読むのがしんどく感じるかも?
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_3129-e1658553154173.jpg)
現実でしんどい状況に
立たされてる人だと、
読むのがしんどく
感じるかもしれない
ってことか!
とはいえど、
結局最後まで読めたんですけどね。
「WALL」を読むなら、
メンタルが安定してる時の方が
良いかもしれません!
まとめると、
「WALL」は日本の滅亡の危機という
パニック状態を描いた小説!
読む人の状況によっては
しんどく感じるかも!
メンタルが安定してる時に
読むのがオススメ!
結末があっさり?
ここを書くのは
ネタバレに近い感じで
よくないかもしれません?
「WALL」、
結末は若干あっさりした
感じでした?
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あっさりした
結末?
もっと複雑で難解な
結末があるのか?
と期待してましたが、
そこが思いの外あっさりだったというか。
まあ、
そこはあまりテーマ的に
複雑な結果が必要だったとも思わないし、
最後まで読んで面白かったと思います。
引っかかりはしましたが、
面白かったのでOKです!
という感じです!
複雑で難解な結末を期待してたのに、
意外とあっさりした結末でした!
でも面白かったのでOK!
周木律さんの
「堂シリーズ」について
他にも記事を書いてます!
周木律「WALL」の評価・感想まとめ!
面白い所
- 日本列島の南北よりも長い「壁」が迫ってくる小説!壁に触れると人間だけが消える!壁によりパニックになる日本人と荒廃する日本を描いた小説!
- 神戸から北海道に出張していた尾田が娘に会いたい一心で、公共交通機関が途絶した北海道から神戸へ向かう物語でもある!出会った人々の善意に支えられ、旅をする物語でもある!
- 壁により放射能漏れの危機が迫る、福島第一原発に密着する新米記者の話もある!
つまらないと思うかもしれない所
- 日本滅亡の危機というパニック状態を描いた小説!読む人の状況によっては、しんどく感じるかも!メンタルが安定してる時に読むのがオススメ!
- 複雑で難解な結末を期待してたのに、思ったよりあっさりした結末でした!でも面白かったのでOK!
以上です!
結論としては
「WALL」、
面白かったです!
メンタルが安定してる人には
ぜひオススメしたい小説!
ここまで読んでくれても、
まだ「WALL」を読むか
迷ってるあなたに、
教えておきたい事があります!
もし「WALL」を
70%OFFで読めるなら、
読む気持ちが湧いてくるのでは
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70%OFFになるのは紙の本ではなく
電子書籍です!
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読みづらいかもしれませんが、
電車の中とか病院とかの待ち時間でも
読めますよね!
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それでは今日はこの辺で失礼します!
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さようなら〜!!
最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます!