「黒牢城」(こくろうじょう)あらすじを説明!牢に閉じ込められた黒田官兵衛が事件を解決?
こんにちは〜!
米澤穂信さんの
「黒牢城」の
あらすじ
について説明します!
荒木村重により、
有岡城の牢に閉じ込められた、
黒田官兵衛が謎の事件を解決していく、
歴史ミステリー小説!
ここを詳しく説明して、
4つの事件(短編)のうち、
2つの事件のあらすじについて、
説明します!
荒木村重の有岡城籠城の様子も、
わかる小説です!
目次
閉じ込められた黒田官兵衛が荒木村重に助言して事件を解決?
えーと、
黒牢城って、
土牢に閉じ込められた黒田官兵衛が、
有岡城内で起きた謎の事件に対して、
荒木村重に助言を与え、
解決に導くという小説。
だったよね!
そう。
まず冒頭は、
織田家を裏切った荒木村重を説得しに、
有岡城へ来た黒田官兵衛が捕まり、
土牢に入れられる所から始まる。
読むのが、
しんどいやつだ!
官兵衛は土牢に1年近く幽閉されて、
足が悪くなり、
自分で歩けなくなったんだよね。
しかし黒田官兵衛、
幽閉されたのに、
荒木村重に何を助言するの?
信長との戦い方?
そうじゃない。
籠城中の有岡城で、
謎の事件が起きるんだ。
謎の事件?
この謎の事件が、
4ケース起こるんだけど、
「黒牢城」では、
それが4つの短編として描かれてる。
黒牢城は、
4つの事件を
4つの短編として、
描かれた小説なのか!
そう!
黒牢城は牢に閉じ込められた黒田官兵衛が、
荒木村重に助言をして、
有岡城で起こる4つの事件を、
4つの短編として解決していく小説です!
安倍自念を殺したのは誰?ミステリー的展開!
それで、
どんな事件が、
有岡城で起こるの?
まず最初のケース。
安倍二右衛門という荒木方の武将が、
織田に寝返って降伏した。
そして有岡城の軍議で、
有岡城にいる人質・安倍自念を、
「殺そう」という話になった。
安倍二右衛門を、
裏切らせないために、
人質を取ったんだから、
安倍自念を殺さないと、
村重がナメられるよね。
しかし村重は自念を殺さなかった。
マジかよ!
なぜ?
なぜかは黒牢城を読んで欲しいかな?
そして安倍自念を幽閉していると、
ある雪の朝、
安倍自念が何者かに殺されていた。
え!
唐突なミステリー展開!
しかし、
誰がどうやって、
安倍自念を
殺したんだろう?
安倍自念には矢で射られた様な、
傷があり、
自念の部屋は屈強の精鋭に守られていた。
部屋の外は雪が積もり、
雪を踏んだ足跡などは、
残ってない。
ほぼ密室殺人?
そう、こんな感じの事件が、
4つの短編として、
紹介されてる。
歴史ミステリーだね!
そして解決への糸口が掴めない、
荒木村重は、
土牢に閉じ込められた黒田官兵衛に、
助言を聞きに行くわけさ。
追い詰められたとはいえ、
牢に入った人間の助言を
聞くもんなのかな?
荒木村重が官兵衛に、
助言を聞きに行く経緯も、
「黒牢城」を読んだら分かるよ。
というわけで、
人質だった安倍自念が、
密室状態で誰かに殺された。
その謎を解けない荒木村重は、
牢の中の黒田官兵衛に助言を求め、
事件を解決していく。
大将首がどれか分からない???
他には、
どんな事件が
起こるの?
じゃあ、
もう1つのケースだけ。
有岡城の近くに、
いつの間にか織田の陣地ができてた。
荒木村重は、
高山大慮(ダリョ)という、
キリシタンの武将と、
雑賀衆の鈴木孫六という、
鉄砲足軽に声をかけ、
織田の陣地を夜襲する。
極端な2人だね!
なぜ、その2人を選んだのかは、
「黒牢城」を読んで欲しい。
そして荒木方は夜襲に成功し、
敵の大将首を4つほど上げたけど、
乱戦だったためか、
どの首が大将か分からない。
え?
大将首って、
分からなくなるものなの?
「どれも大将首じゃ
なかった」
という可能性はないの?
いや「大将が討ち取られた!」
という敵の言葉を聞いた者がいたらしい。
でも別に、
大将首がどれかなんて、
分からなくても、
いいんじゃない?
そうでもない。
雑賀衆と高山衆は、
どちらも戦功をあまり立ててなかった。
しかも雑賀衆は一向宗という事もあり、
どちらが大将首を取ったかによって
宗教的に荒木の家が、
割れてしまう可能性もあった。
雑賀衆はみんな、
熱烈な仏教徒なんだよね。
なるほど。
荒木家が宗教的に、
分裂するのを防ぐために、
荒木村重は、
この事件を解決しないと、
いけなかったんだね。
こんな感じで黒牢城、
有岡城に起こる謎の事件を、
荒木村重が黒田官兵衛の助言を受けて、
事件を解決する、
歴史ミステリー小説です!
というわけで、
この事件についてまとめると、
有岡城の近くにできた、
織田軍の陣を攻めた荒木軍。
しかし大将首がどれか分からない。
このまま分からないままでは、
高山大慮と雑賀衆の間で、
宗教的な対立が勃発するかもしれない。
この事件を解決するため、
村重はまた官兵衛に助けを求める。
荒木村重が有岡城に籠城した際の状況が詳しくわかる小説?
この『黒牢城』、
有岡城が降伏するまで
描かれるの?
そうだよ〜。
じゃあ、
籠城中の有岡城が、
どんな様子だったか、
具体的に知ることができる歴史小説
でもあるわけだね!
そんな感じだね。
ミステリーでもあり、
歴史小説でもある!
黒牢城、
面白いですよ!
黒牢城のあらすじ・まとめ
- 黒牢城は牢に閉じ込められた黒田官兵衛が、有岡城で起こる4つの事件(4つの短編)について荒木村重に助言し、事件を解決していく小説!
- 人質だった安倍自念が密室状態で殺される。その謎が解けない村重は牢の官兵衛に助言を求める。
- 有岡城近くの織田の陣を攻めたが、どれが大将首か分からない!このままでは有岡城内で宗教的対立が起こる!村重は官兵衛に(略)
- 有岡城内に籠城する様子がよくわかる歴史小説でもある!
黒牢城については、
他にも記事を書いてます!
読んでみてください!
以上です!
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それでは今日はこの辺で失礼します!
さようなら〜!!
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