「黒牢城」(こくろうじょう)あらすじを説明!牢に閉じ込められた黒田官兵衛が事件を解決?
こんにちは〜!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_1493-768x1024.jpg)
米澤穂信さんの
「黒牢城」の
あらすじ
について説明します!
荒木村重により、
有岡城の牢に閉じ込められた、
黒田官兵衛が謎の事件を解決していく、
歴史ミステリー小説!
ここを詳しく説明して、
4つの事件(短編)のうち、
2つの事件のあらすじについて、
説明します!
荒木村重の有岡城籠城の様子も、
わかる小説です!
目次
閉じ込められた黒田官兵衛が荒木村重に助言して事件を解決?
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
えーと、
黒牢城って、
土牢に閉じ込められた黒田官兵衛が、
有岡城内で起きた謎の事件に対して、
荒木村重に助言を与え、
解決に導くという小説。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
だったよね!
そう。
まず冒頭は、
織田家を裏切った荒木村重を説得しに、
有岡城へ来た黒田官兵衛が捕まり、
土牢に入れられる所から始まる。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
読むのが、
しんどいやつだ!
官兵衛は土牢に1年近く幽閉されて、
足が悪くなり、
自分で歩けなくなったんだよね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
しかし黒田官兵衛、
幽閉されたのに、
荒木村重に何を助言するの?
信長との戦い方?
そうじゃない。
籠城中の有岡城で、
謎の事件が起きるんだ。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
謎の事件?
この謎の事件が、
4ケース起こるんだけど、
「黒牢城」では、
それが4つの短編として描かれてる。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
黒牢城は、
4つの事件を
4つの短編として、
描かれた小説なのか!
そう!
黒牢城は牢に閉じ込められた黒田官兵衛が、
荒木村重に助言をして、
有岡城で起こる4つの事件を、
4つの短編として解決していく小説です!
安倍自念を殺したのは誰?ミステリー的展開!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
それで、
どんな事件が、
有岡城で起こるの?
まず最初のケース。
安倍二右衛門という荒木方の武将が、
織田に寝返って降伏した。
そして有岡城の軍議で、
有岡城にいる人質・安倍自念を、
「殺そう」という話になった。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
安倍二右衛門を、
裏切らせないために、
人質を取ったんだから、
安倍自念を殺さないと、
村重がナメられるよね。
しかし村重は自念を殺さなかった。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
マジかよ!
なぜ?
なぜかは黒牢城を読んで欲しいかな?
そして安倍自念を幽閉していると、
ある雪の朝、
安倍自念が何者かに殺されていた。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
え!
唐突なミステリー展開!
しかし、
誰がどうやって、
安倍自念を
殺したんだろう?
安倍自念には矢で射られた様な、
傷があり、
自念の部屋は屈強の精鋭に守られていた。
部屋の外は雪が積もり、
雪を踏んだ足跡などは、
残ってない。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
ほぼ密室殺人?
そう、こんな感じの事件が、
4つの短編として、
紹介されてる。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
歴史ミステリーだね!
そして解決への糸口が掴めない、
荒木村重は、
土牢に閉じ込められた黒田官兵衛に、
助言を聞きに行くわけさ。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
追い詰められたとはいえ、
牢に入った人間の助言を
聞くもんなのかな?
荒木村重が官兵衛に、
助言を聞きに行く経緯も、
「黒牢城」を読んだら分かるよ。
というわけで、
人質だった安倍自念が、
密室状態で誰かに殺された。
その謎を解けない荒木村重は、
牢の中の黒田官兵衛に助言を求め、
事件を解決していく。
大将首がどれか分からない???
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
他には、
どんな事件が
起こるの?
じゃあ、
もう1つのケースだけ。
有岡城の近くに、
いつの間にか織田の陣地ができてた。
荒木村重は、
高山大慮(ダリョ)という、
キリシタンの武将と、
雑賀衆の鈴木孫六という、
鉄砲足軽に声をかけ、
織田の陣地を夜襲する。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
極端な2人だね!
なぜ、その2人を選んだのかは、
「黒牢城」を読んで欲しい。
そして荒木方は夜襲に成功し、
敵の大将首を4つほど上げたけど、
乱戦だったためか、
どの首が大将か分からない。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
え?
大将首って、
分からなくなるものなの?
「どれも大将首じゃ
なかった」
という可能性はないの?
いや「大将が討ち取られた!」
という敵の言葉を聞いた者がいたらしい。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
でも別に、
大将首がどれかなんて、
分からなくても、
いいんじゃない?
そうでもない。
雑賀衆と高山衆は、
どちらも戦功をあまり立ててなかった。
しかも雑賀衆は一向宗という事もあり、
どちらが大将首を取ったかによって
宗教的に荒木の家が、
割れてしまう可能性もあった。
雑賀衆はみんな、
熱烈な仏教徒なんだよね。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3129-e1655364828260.jpg)
なるほど。
荒木家が宗教的に、
分裂するのを防ぐために、
荒木村重は、
この事件を解決しないと、
いけなかったんだね。
こんな感じで黒牢城、
有岡城に起こる謎の事件を、
荒木村重が黒田官兵衛の助言を受けて、
事件を解決する、
歴史ミステリー小説です!
というわけで、
この事件についてまとめると、
有岡城の近くにできた、
織田軍の陣を攻めた荒木軍。
しかし大将首がどれか分からない。
このまま分からないままでは、
高山大慮と雑賀衆の間で、
宗教的な対立が勃発するかもしれない。
この事件を解決するため、
村重はまた官兵衛に助けを求める。
荒木村重が有岡城に籠城した際の状況が詳しくわかる小説?
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
この『黒牢城』、
有岡城が降伏するまで
描かれるの?
そうだよ〜。
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
じゃあ、
籠城中の有岡城が、
どんな様子だったか、
具体的に知ることができる歴史小説
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
でもあるわけだね!
そんな感じだね。
ミステリーでもあり、
歴史小説でもある!
黒牢城、
面白いですよ!
黒牢城のあらすじ・まとめ
- 黒牢城は牢に閉じ込められた黒田官兵衛が、有岡城で起こる4つの事件(4つの短編)について荒木村重に助言し、事件を解決していく小説!
- 人質だった安倍自念が密室状態で殺される。その謎が解けない村重は牢の官兵衛に助言を求める。
- 有岡城近くの織田の陣を攻めたが、どれが大将首か分からない!このままでは有岡城内で宗教的対立が起こる!村重は官兵衛に(略)
- 有岡城内に籠城する様子がよくわかる歴史小説でもある!
黒牢城については、
他にも記事を書いてます!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3128-e1655363599653.jpg)
読んでみてください!
以上です!
この記事の感想など、
コメントいただけると嬉しいです!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/06/22799902-e1655189889457.png)
Twitterのフォローも、
よろしくお願いします!
それでは今日はこの辺で失礼します!
![](https://tatsuya-book.com/wp-content/uploads/2022/06/22799902-e1655189889457.png)
さようなら〜!!
最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません