武川佑「真田の具足師」の感想!(レビュー)兄にコンプレックスのある信繁!謎の具足師?
こんにちは!
武川佑さんの
「真田の具足師」の感想を
書いていきます!
「真田の具足師」を
読もうか迷っている人は
読んでみてください!
- 主人公の具足師が「不死身の胴」を求めて真田へ?
- 兄へのコンプレックスを持った真田信繁?
- 戦場の迫力がすごい?
- 謎の具足師はまさかの大物?
という内容で、
「真田の具足師」の面白かった所を
書いてます!
目次
奈良の具足師が「死なずの胴」を探りに真田へ潜入する!
まず「真田の具足師」の
あらすじと主人公について
説明する感じになります。
奈良の具足師である、
岩井与左衛門が主人公。
右手の中指と薬指がつながり、
狒々指(ひひゆび)と言われながらも、
優秀な具足師である与左衛門。
しかし自分が打った具足で、
徳川家康がケガを負ってしまった。
その代償として、
与左衛門は家康の命で、
真田家の「不死身(しなず)の胴」を
探る事になったのです。
主人公は
家康のスパイ?
しかし不死身って?
第一次上田合戦で、
徳川軍は、
銃弾を食らっても起き上がる、
真田の兵
を見ました。
それは確かに
不死身!
真田の兵が着ていた具足を調べると、
銃弾をも跳ね返す強力な具足
だという事がわかった。
その具足が
どこでどうやって作られているのかを、
調べるために、
家康は具足の目利きが効く、
岩井与左衛門を真田の本拠地、
上田城へ送り込んだわけですね。
そして与左衛門は真田に仕え、
- 北条征伐
- 第二次上田合戦
- 大坂の陣
など真田昌幸や信繁の人生を
見ていくわけです。
「真田の具足師」は、
岩井与左衛門が真田に潜入し、
「不死身の胴」を探り、
また真田家の興亡を
見聞きする小説
と言えますね。
兄にコンプレックスのある真田信繁!(幸村)
真田の話という事は
やっぱり
真田幸村(信繁)が
出るんだよね!
そうなんだけど、
この小説の信繁には、
少しクセがあります。
兄・信幸へのコンプレックス
があるんですよね。
え?
昌幸が
信幸ばかり
かわいがってた
とか?
そういうのもあるけど、
信繁が上杉や豊臣の人質に
なってたのもあるかな。
この信幸へのコンプレックスを持った
信繁像が、
信繁を他の小説より個性的にして、
なおかつ悲劇性が増して描かれて、
面白いと思ってます!
戦場の迫力がすごい!上田合戦、北条征伐、大坂の陣など!
武川佑さんと言えば、
戦場の迫力がすごい
のが毎回印象的。
毎度楽しませてもらってるんですが、
やはり、
今回も戦場の迫力がすごい!
- 第一次上田合戦
- 北条征伐
- 第二次上田合戦
- 大坂の陣
など色々な戦場がありますが、
どれも戦場の迫力がすごいです!
火縄銃をバンバン撃つ音や、
大砲が炸裂する音が
聞こえてきそうな迫力でした!
それは
すごい描写力!
「真田の具足師」は
戦場の迫力が伝わってくる!
鉄砲をバンバン撃つ音が
聞こえそうな程すごい!
謎の具足師はまさかの大物?
最初の見出しで説明しましたが、
「真田の具足師」を読み進めると、
「不死身の胴」を作った具足師が
出てくるわけなんですよね。
その具足師が、
意外な大物なんですよね。
ん?
歴史上の
有名な人物とか?
まあ、
そんな感じです。
この人物が面白い出自で、
人間的にも魅力的に描かれてるので、
注目して読んで欲しいです!
「真田の具足師」の感想まとめ
- 奈良の具足師・真田与左衛門が「不死身の胴」を探るため真田に潜入し、また真田家の興亡を見る小説。
- 兄・信幸にコンプレックスのある真田信繁(幸村)が描かれている。これがこの小説の信繁を他の小説より個性的にして、なおかつ悲劇的にしている。
- 戦場の迫力が伝わってくる描写!鉄砲をバンバン撃つ音が聞こえそうな程すごい!
- 「不死身の胴」を作った具足師が意外な大物で面白い出自!そして魅力的な人物!
あと、
「この小説の真田昌幸は結構怖い」
とか、
他にも色々書きたかったんですが、
大きい事はそんな感じです!
「真田の具足師」、
面白かったので、
ぜひ読んでみてください!
でも2200円か〜!
高いな〜!
そう思った人に教えたいんですが、
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以上です!
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それでは今日はこの辺で失礼します!
さようなら〜!!
最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます!