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【武川佑「虎の牙」あらすじと感想】暴君ではなく○○○○?武田信虎の印象が変わる小説?

2023年11月6日

こんにちは〜!

カワタツ( @TKkidd_mbht )です!

?「どーも!

デルピエロです!」

突然だけど、

武田信虎(のぶとら)

って知ってる?

?「ああ〜武田信玄の父親で、

息子・信玄に追放されたんだよね!

暴君?だったんだよね!」

んん〜。

?「ん?

何その反応?

武田信虎は暴君じゃないの?」

ただ暴君なだけの

人じゃない。

という感じかな。

?「え?」

今日は、

一般的に暴君と思われている、

武田信虎の

印象が変わる小説

を紹介します!

武川佑さんの

「虎の牙」。

武田信虎を中心とした、

3人を主人公にした、

歴史小説です!

信玄以前の武田家に興味がある人に、

読んでもらいたいです。

個人的にとてもオススメな歴史小説。

文庫本も出てます!

?「暴君と思われてる、

武田信虎の印象が変わる?

マジかよ!」

信虎は暴君ではなく、

○○○○?

「虎の牙」の主人公は誰?

?「『虎の牙』は、

武田信虎が主人公の小説?」

いや、

主人公は3人いるんだ。

?「3人も!?」

まず1人は武田信虎。

もう1人は、

山の者のアケヨ

(勝沼信友)

?「山の者?」

そして下総の千葉家を追い出され、

武田家臣になった、

原虎胤(とらたね)。

?「武田信虎、

アケヨ(勝沼信友)、

原虎胤、

 この3人を中心に、

「虎の牙」は展開されるんだね」

武田信虎の印象が変わる?「虎の牙」のあらすじ

?「虎の牙って、

どんなストーリーなの?」

信虎の時期の武田家が、

甲州の諸豪族や、

北条・今川家などと戦う様子を、

山の神などのスピリチュアルな存在を、

交えて展開してるんだ。

?「歴史小説に少しファンタジー感を、

加えた感じの小説か」

ほんの少しだけね。

そして、

「虎の牙」を読んで、

武田信虎の印象が少し変わりました。

?「武田信虎は、

暴君なだけの人ではないのでは?

と思ったってこと?」

そういう事!

作中で武田家の家臣が、

敵対する豪族や北条氏の家臣に向けて、

「お屋形様(信虎)が、

本当に暴君なだけの人なら、

付いていくわけがない!」

という台詞が出てくるんですよね?

?「暴君なだけの人ではない事を、

部下もわかってたのか?」

武田の家臣は、

信虎がどんな人かをよく分かっていて、

信虎は慕われていた。

ただ、

信虎が人を簡単に斬ったりするのは、

事実だったと思う?

?「そこは事実なんかい」

だけど、

信虎の時代は、

信玄の時代のように、

甲斐は統一されておらず、

今川や北条からも圧迫され、

信虎は甲斐の内外各方面と、

戦うストレスと戦っていた。

そのストレスと戦うため、

暴君になってしまった。

?「なるほど。

信虎が暴君だったにせよ、

暴君になった理由と経緯が、

説明されているわけか」

そう、

武田信虎という人が、

どんな人か分かる小説。

「虎の牙」、面白いですよ!

信虎は暴君ではなく○○○○?

さらに、

散々「信虎は○○○○」と、

伏せてきましたが、

信虎は何なのか!

伏せ字を解きましょう!

?「なんなんだよ」

「虎の牙」での武田信虎は、

ツンデレ

だと感じました!

?「なんて言葉を使うんだよ」

Twitterで作者の武川佑さんにも、

笑われたよ?(笑)

しかし、

信虎をこんな風に思えてしまう事が、

「虎の牙」の魅力でもあると、

思ってます!

?「信虎がツンデレって、

どういう事なんだよ!」

「虎の牙」での武田信虎、

家臣にキレたかと思ったら、

後ですごく優しくする。

とかそんな行為や言動が多いです。

?「それは確かにツンデレだな。

アスカだな。

惣流・信虎・ラングレー」

戦国ものの歴史小説では珍しく、

作者が女性なのが、

小説全体に優しさを感じさせられる

要因でも、

あるでしょうか?

とにかく、

虎の牙は、

家臣に厳しいかと思いきや、

優しい所もある信虎を描いた物語!

戦場の過酷さがリアルに伝わってくる!

もちろん戦いに溢れた戦国時代ですから、

戦場の過酷さ?

もしっかり描かれていました。

?「『千里をゆけ』

とかもそうだったけど、

武川佑さんは、

戦の臨場感や迫力を書くの、

とても上手いよね!」

虎の牙、

戦場の過酷さと臨場感が、

伝わってくる小説です!

さらに言うなら、

今諏訪合戦の決着間際のシーン、

鮮やかでした!

?「どんなシーン?」

それは「虎の牙」を読んでほしい?

?「なんだよ。

教えてよ」

ヒントは「弓」。

まとめ

  • 「虎の牙」の主人公は武田信虎、山の者のアケヨ(勝沼信友)、原虎胤の3人
  • 武田信虎が甲州の諸豪族や北条・今川と戦う様子を、山の神などスプリチュアルな存在を交えて展開する、歴史小説に少しファンタジーを加えた様な小説
  • 武田信虎の印象が変わった。信虎はツンデレ?
  • 戦場の迫力がリアルに伝わる描写力!

感想

最後に「虎の牙」の感想です。

「虎の牙」、

アケヨや虎胤など登場人物に

感情移入し過ぎて最後が寂しかった。

辛かったです。

?「そんなに感情移入するのか」

主人公が若い頃から成長・出世し、

主家を助け一緒に成長する話。

読んでる側も主人公の成長が嬉しくなる。

主人公が辛く困難な目にあった時は、

読んでる自分も辛い。

主人公が困難を乗り越えた時、

一緒に困難を乗り越えた様に感じました。

?「めちゃくちゃ感情移入してる」

あと、

信虎とアケヨ、虎胤がよくケンカする?

なので仲直りする度に、

「仲直りしたか!

良かったな!

お前ら!」

と思ったもんです(笑)

?「お前は親か!」

そして最後の方、

3人が追い詰められる展開になり、

悲痛な展開になるのは、

辛かった。

?「え…」

あと文庫版には、

平山優先生の解説が載ってます!

平山優先生の「武田三代」の、

信虎の章と合わせて読むと、

理解が進むと思います!

?「抱き合わせ商法だけど、

理解が進むのは間違いない!」

以上、「虎の牙」の感想でした!

文庫化され、

2回目を読んで、

改めて名作だと思いました!

ぜひ読んでみてください!

武川佑さんの小説は、

「落梅の賦」と、

「千里をゆけ」もオススメです!

有名な戦国大名を、

美味しい料理でデレさせる、

「かすてぼうろ」もオススメ!

?「全部オススメしとるやないかい」

それでは今日はこの辺で失礼します!

?「さようなら〜!」

最後まで読んでくれて、

ありがとうございます!

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