【本の世界に入り込む物語?】森見登美彦好きにオススメ!深緑野分「この本を盗む者は」あらすじと感想
こんにちは〜!
カワタツ( @TKkidd_mbht )です!
🤡「どーもデルピエロです!」
今日は小説を紹介します!
🤡「お!
またミステリーとかかい?」
いや、今回は何というんだろう?
現代を舞台にした小説なんだけど、
SFというか、
超常現象が起こる類の話
だね。
🤡「ほう。
カワタツは普段、
あまり読まないやつだね」
そうだね。
そろそろタイトルを紹介しよう。
深緑野分(ふかみどり・のわき)
さんの、
「この本を盗む者は」
という小説を紹介します。
🤡「おっ、この小説、
2021年の本屋大賞に、
ノミネートされてたね!」
森見登美彦さんの小説が好きな人には、
オススメ!
ただ世界がクルクル変わり、
想像するのが結構大変!
思った以上に読み終えるのに、
時間がかかります!
本をあまり読まない人は、
読むのに手こずるかも😅
目次
本の世界に入り込む物語?「この本を盗む者は」のあらすじ
「この本を盗む者は」の舞台は、
読長(よむなが)
という街。
🤡「変わった名前!」
本屋や古本屋が多い街
という設定らしい。
途中で「急行停車駅」という
表現が出てくるので、
東京の近郊の街という設定
ではなかろうか?
🤡「岡山の田舎者には、
少し入りにくい世界かもな」
まあ、それは置いといて。
「この本を盗む者は」の主人公は、
読長町に住む、
御倉深冬
(みくらみふゆ)
という女子高生。
深冬の御倉家は、
御蔵館
(みくらやかた)
という、
200万もの本
が所蔵してある館
を持っている。
🤡「200万?
フィクションとはいえ、
すごいな」
御倉家は代々、
本好きの家系だったけど、
深冬は本が嫌い。
🤡「本好きの家系で、
本が嫌いな人もいるんだ!
突然変異?」
そして、ある日、
御倉館から本が盗まれる。
🤡「ほう。
それで「この本を盗む者は」という、
タイトルな訳だな。
少し読めたぞ。
盗まれた本と犯人を探す小説?」
半分当たり。
🤡「え?半分?」
本が盗まれた事で、
御倉館の防犯装置が作動する。
🤡「それは…ALSOKとか、
そんなやつ?」
それもあるけど、
御倉館で本を盗んだら、
呪いが発動する💀
🤡「呪い?
こわっ!
…って、
呪いがかかると、
どうなるの?」
呪いがかかると、
盗まれた本の世界が現実になる。
🤡「え?
それが呪い?」
そう、
本の中の世界が具体化し、
読長町を本の世界に変えてしまう。
🤡「マジか!
本の世界に入り込む感じか?」
そんな感じだね〜!
どんな呪いなのか、
具体的な事は、ここでは言えません。
「この本を盗む者は」を読んで、
確かめてみてください😃
🤡「おい、そりゃないだろ!
気になるけど、それは置いとくとして、
深冬が小説の世界に入り込むんだよね?
どんな話の中に入るの?」
SFとかハードボイルド
とかかな。
ジャンル分けしにくい世界観の話が、
4つ入ってて、
短編集みたいな形になってる。
🤡「その中で深冬は、
本を盗んだ犯人を探すんだね?」
そう、本を盗んだ犯人を見つけたら、
世界は元通りに戻る。
深冬は突然現れた、
女子高生の格好をした、
「真白」
(ましろ)
という女の子と共に、
呪いを解くため、
深冬は騒がしい本の世界で、
本を盗んだ犯人を探す。
そして本の中の世界を実際に体感する事で、
本嫌いの深冬は
「ああ、本の中には
こんな世界があるんだ」
と体感する事で本に触れる様になる。
🤡「本嫌いの少女が、
本の世界を実際に体感する事で、
本を好きになっていくんだね」
森見登美彦さんの小説に似てる?
「この本を盗む者は」、昔読んだ、
森見登美彦さんの小説
に似てる気がするんだよね。
つまりは「この本を盗む者は」は、
森見登美彦さんの小説が好きな人には、
オススメという事になります。
🤡「カワタツは森見登美彦さんの小説を
読んだ時、どう感じた?」
「夜は短し歩けよ乙女」
を数年前に読んだんだけど、
🤡「ほうほう」
途中で読むのをやめてしまった😅
🤡「え?何で?」
大学生の時に読んだら、
面白かっただろうな〜。
30代のオッサンが読むには、
若者向けの小説な気がした。
🤡「それは仕方ない。
オッサンなのは否定しない」
森見登美彦さんの小説も、
現実とはかけ離れた世界に誘われ、
世界がクルクル変わる。
それは、この小説にも共通する事。
あと「この本を盗む者は」にも
共通するんだけど、
クルクルと変わる世界を想像するのに、
付いていく準備が足りなかった。
とでも言うべきか。
🤡「?
どういうこと?」
クルクル変わる本の世界を想像するのに手間取る?
「この本を盗む者は」、
表紙のイメージでは、
読み易そうに見えるんだけど、
読むのに時間がかかるんだよね。
世界観がぶっ飛んでて想像力が必要。
「読みやすそうな小説だ」
と思って手に取る人、
結構いそうな気がしますが、
割と難しくて、
頭の中でたくさんの物を想像する
必要のある小説
だと思います。
🤡「表紙と違って、
難しいという事だね」
まとめ
- 御倉館の本を盗むと、呪いが発動し、盗まれた本の中の世界が現実になる。「この本を盗む者は」の主人公の女子高生・深冬は本の中の世界で本を盗んだ犯人を探す
- 「この本を盗む者は」は、森見登美彦さんの小説が好きな人にオススメ
- クルクル変わる世界を想像するのに手間取って、最後まで読むのに時間がかかるかも
現代とは少しズレたSF
みたいな小説が好きな人は、
「この本を盗む者は」を、
読んでみてください!
🤡「ください」
それでは今日はこの辺にしときます!
🤡「さようなら〜!」
また次の本でお会いしましょう!
最後まで読んでくれて、
ありがとうございます!
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